断熱材について

住みやすさってなんだろう?

1. まず初めに

住みやすい家と一口に言っても、漠然としていますね。なぜなら住みやすい家かどうかはそこに住む人が決めることだからでしょう。こんなことをいうと話が終わってしまうので、ここでは私の考える住みやすい家をご紹介したいと思います。
 

2. では、そろそろ。

私は建築家ではないので、専門的なことは正直分かりません(ただいま勉強中です)。たぶんに感覚的な話になってしまう事をお許しください。しかしながら、初めて建てた(改築ですが)家でいろいろと苦労した経験や、弊社断熱材を販売する過程でいろいろと分かった事を元にした話を聞いていただけると幸いです。

3. 住みやすい家とは?

(ア) 建築費用が安く、耐久性がある。
(イ) 快適に住める。
(ウ) 維持費が安い。

この三つを満足する家ではないかな~と思います。

4. 建築費用が安く、耐久性がある

(ア) これはいうまでもありませんね。同じ性能なら安いに越したことはないです。予算もありますし。

(イ) もう一つ重要なのは「限られた予算の中でどこに重点をおくか」ということだと思います。後で手直しのきく間取りや内装部分や家具はおいおいそろえていく、だけど基本性能を決める構造、防水や断熱の部分にはしっかりと予算を振り分ける、という考え方が必要だと思っています。なぜなら概して基本性能を建てた後で変更するには金も手間もかかるからです。改修に初期投資の半分以上の費用がかかり、「それなら建て替えたほうがいいかも」「だけどそんなお金ないよ」ということになり、結局住みにくい家に我慢しながら住んでいく、という悪循環になるのです。

(ウ) そして建築費用を考える上で耐久性も考慮するべきでしょう。初期投資が安くても、20年後には初期投資の半分の費用をかけて改修しなければならない、となったらどうでしょう?逆に先に申し上げた基本性能を決める部分にしっかりとお金をかけて耐久性を高めた家ならば、自分の代はもとより、子供にも「資産としての家」を残すことが出来るのではないでしょうか。 
 

5. 快適に住める

(ア) 快適さについても個人的感覚が付きまとう部分です。私は、家の中の温度差が極力少ない状態が快適であると考えています。それは部屋の中と外(廊下、トイレなど)の温度差はもちろん、部屋の中でも、天井付近と床付近の温度差が少ない状態が快適に住める家といってよいのではないでしょうか。いわゆる「温度のバリアフリー」を実現することが重要だと思います。

(イ) 実は、私が住んでいる家は7年ほど前に改築したのですが、そのときに発泡スチロールの断熱材を壁と床全てに入れてもらいました。(と思っていました。)厚みは50mmだったと思います。「これで断熱は大丈夫だから、快適だな」と単純に考えていました。

(ウ) ところが、夏の暑い盛りになると二階が暑いんです。階段を一歩上るたびに温度が上がっていくのが良く分かります。屋根と天井に断熱材を入れてなかったんですね~。それから小屋裏の換気も出来ていませんでした。(これは後で分かりました。最初はこんなもんかな~ぐらいに考えていましたので)

(エ) それから冬、部屋から廊下に出ると、床が本当に冷たいんです。裸足では歩けないくらい。どうやら廊下の床には断熱材が入ってなかったようです。あれほど全部入れろと言ったのに...。更に、トイレ。ここも本当に寒い。高齢者の入浴中急死者数は諸外国に比べて日本が飛びぬけて高いのも納得できるような気がします。そういえば、私と同い年の友達がお酒飲んで冬のトイレで明け方見つかったって言うのがあったなあ~。怖い...。

(オ) やっぱり家にいるときはあまり体に負担のかからない、温度変化の小さい家が快適でいいですよね~。
 

6. 維持費が安い

(ア) 最近はエアコンなど、暖房機器も発達していますので、室温もある程度一定に保つことも難しくは無いかもしれません。各部屋に一台ずつエアコンが設置されていることも珍しくありませんね。

(イ) しかし、毎月の光熱費の事を考えてみるといかがでしょう。断熱をしっかりとしていない家、室内の温度が外に逃げてしまう家と断熱をしっかりとしてあって、最小限度の空調でまかなえる構造の家とでは、どちらの光熱費が安くあがるでしょうか?言うまでもないと思います。
 

7. どちらにするか、よ~く考えてみましょう

(ア) 断熱のことについて考えている工務店って意外と少ないような気がします。だからこそ依頼する側(お施主様)も、もっと勉強するべきだと思います。なんたっておそらく一生に一度の買い物なんですからね!

(イ) そんなの勉強している時間が無い!とお嘆きのあなたへ。大丈夫です。そういう点にこだわった建築家、工務店ももちろんいます。そういう人(会社)を見つければいいですよ。
(ウ) そして最終的には、上記のような話を真剣に考えて、あなたが本当にそこにこだわれるかどうか、です。

断熱の基礎講座

 >断熱しないとどうなる?

断熱をしないお家は、夏暑く、冬寒いお家になります。夏の暑さは、工夫をすれば我慢できる場合がありますが、冬場の寒さは大変苦労をします。
暖房機を使用しても、部屋の中は、なかなか暖まりません。一年間の光熱費もばかにはなりません。
一年通して、夏場、冬場の光熱費は断熱をしっかりと施工してあるお家とでは比較にならないでしょう。
日本には四季があります。春・夏・秋・冬と季節季節での趣きがあり、日本独特の風土の中で我々は生活をしています。お家での生活も四季によって変わってきます。四季の中で、福井県内で暖房と冷房をする日数は
 

暖房期と冷房期の日数画像
(福井県内の冷暖房をする目安の温度は、暖房 10℃、冷房 25℃)
一年間の半分は暖房と冷房をしています。高断熱と省エネルギー住宅で快適な環境をつくりましょう。
一年を通じて、快適に過ごせるお家つくりは、断熱施工をしっかりとする必要があります。断熱材は数多くの種類があります。断熱材を選ぶには、断熱性能の経時変化の少なく、ノンフロン、ノンアルデヒドの毒性のない断熱材を選びたいものですね。
EPS断熱材は、経時変化が少なく、ノンアルデヒド、今も昔もノンフロンこれからもの断熱材を選択してください。(ビーズ法ポリスチレンフォーム・発泡スチロール)冬場になるとみなさまは悩んでおります。
 
冬場の悩み事
冬がない家に住みたいとだれもが望んでいます。家つくりには、設計をしっかりするのも当然ですが、断熱施工もしっかりすれば冬快適に過ごせます。

断熱の基礎講座

断熱工法は何がいいの?

断熱工法の種類をご説明します。

内断熱工法
鉄筋コンクリート造住宅、組積造住宅の断熱施工方法のひとつで、構造躯体の内側に断熱材を張る
などにより断熱する工法。躯体をすっぽり覆う外断熱工法に比べて必要な断熱材の厚さが多くなる。
また、鉄骨造は、柱などの鉄骨部位が熱橋となることから施工が困難。 

充填断熱工法
木造住宅の断熱施工方法のひとつ。柱などの構造部材間の空間に断熱材を詰め込み断熱する工法。省エネルギー住宅(次世代型)などで、断熱材厚みが柱などの構造部材間に収まらない場合には、
付加断熱あるいは部分外張り断熱といって、充填断熱を行った上にさらに足りない厚さ相当分の断熱
材を外張りする。

基礎断熱・土間断熱
住宅の下部(床・基礎)の断熱には床断熱と基礎断熱がある。床断熱が床下を緩衝空間とするのに対
して、基礎断熱は基礎外周部で断熱して床下には断熱しないで、床下を居住空間に取り込んで温度を
保つので、床下環境が改善され木材の腐朽に対して安全とされる。
土間床工法は、床がコンクリート土間で床下空間がない。いずれの工法も気密施工が容易になる。

スカート断熱工法
基礎の凍結深度を低減して基礎工事のコストを削減するために、建築物外周の地中に断熱材を水平に設置する手法。基礎断熱工法・土間断熱工法とともに用いる。

外断熱
旧建設省は耐火構造物(RC造など)に関する通達(現在失効)において「外壁の外側に断熱層を設け、不燃材料の外装材として断熱層を覆う工法」を「外断熱」と定義した。
木造住宅については、次世代省エネルギー基準で「外張断熱」(内断熱は充填断熱)として、
耐火構造物と区別しているが、一般的に木造住宅についても「外断熱」と表記されている場合が多くなりつつある。

外断熱工法
RC造などの構造躯体の外側に断熱層を設ける断熱工法。外断熱は、コンクリートなどの
蓄熱部位がある場合に使われる用語で、木造では木が蓄熱体とはならないので、
No・2
JASS 24 では外張り断熱と呼んで明確に区別している。
構造熱橋の発生を少なくすることができ、高断熱化の際にも居住面積を圧迫しないなど、
熱的にはメリットが多い。

外張り断熱工法
木造の断熱工法の一種で、柱などの構造部材の外気側に断熱材を張り付けていく断熱施工方法。躯体をすっぽりと覆うので、構造材部分の熱損失がほとんどなく、柱の間に施工する充填断熱(軸間断熱)で問題となりやすい筋交い部分も断熱欠損にならない。いわゆる
「外断熱工法」は、コンクリート造や鉄筋造の外側に断熱する工法で区別される。

桁上断熱
住宅の桁上に断熱層を設ける天井断熱方法の一つ。桁等の構造材の上に断熱層を設けるので構造材熱橋の影響が無く、次世代省エネルギー基準では施工法の区分で外張り断熱として扱われる。