塀のある家の魅力とデザインについて
塀は、家の外観やプライバシーを守るだけでなく、そのデザイン性や使用する素材によって家全体の雰囲気を大きく変える重要な要素です。今回は、そんな塀を取り入れた家の魅力やデザインや効果について解説していきたいと思います。
【今回の記事のポイント】
✔️塀がもたらす効果がわかる
✔️塀の選び方やおすすめがわかる
初稿:2024/5/10
更新日:2024/6/21
《目次》
・塀のある家の楽しみ方とは?
・塀の素材と耐久性について
・家の塀の法規制と許認可について
・家の塀についてのまとめ
塀のある家の楽しみ方とは?
塀のある家と、ない家ではどんなことが違うのでしょうか?
ここからは塀のある家の楽しみ方についてご紹介していきたいと思います。
1:美しさとアクセント
塀のデザインや素材を工夫することで、家全体の美しさを引き立てることができます。
例えば、木製の塀であれば自然な温かみを与え、カントリー風の演出が叶います。また、石やレンガの塀は重厚感を演出します。他にも、塀になるように生垣として植物を植樹することでグリーンの塀が完成します。
このように周囲環境も含め、全体のバランスを見てデザインすることで外観の美しさやデザイン性を高めることができます。
2:塀を活かした庭のデザイン
塀を設置して、利用することでお庭のデザインも一層魅力的なものにできます。
塀に沿って季節の花や緑を植えることで、季節ごとに変化する美しい庭を楽しむことができます。最近は、リラックスできる空間や癒しのスペースとして小さな庭園やエクステリアを花や植物を含めて検討される方が増えています。
最近、特に人気急上昇なのは、南国の植物や乾燥地帯で育つ個性的な植物を使用したロックガーデンです。また、塀も背景として考えることで、お気に入りの植物たちも素敵に演出することができるのでおすすめです。
3:塀と住宅の調和
塀のデザインは住宅の外観と調和させることで、より統一感を楽しめます。
外壁の色や素材、窓の高さなども考慮して塀を設置することで、塀と家が一体となった美しい外観をつくり出すことができます。そして、塀を利用してエントランスやガーデンルーム、アプローチなどを演出すると魅力も増し、素敵な外構が実現できることでしょう。
このようなエクステリアデザインについては、専門に扱っている業者様や、設計デザインを手掛けている会社や事務所の方々の方がお詳しいと思います。
外構デザインに詳しい皆様にこそ、今後のデザイン性を高めるためにも、発泡スチロールでつくられた塀「パイナルウォール」をおすすめしております。見た目は重厚感を持っていますが、中には発泡スチロールが使用されていて、今までの塀とは違い、軽量化が可能になります。万が一、災害などで塀が倒壊したとしても、安全性に配慮されています。また、重さがあったため、ブロックやコンクリートではなし得なかった高さのある塀も施工可能になります。
パイナルウォールは施工性が高く、工期短縮も望めるため、エクステリア・工務店・左官業・設計事務所・造園業の皆様にぜひ、おすすめしたい商品です。パイナルウォールに関するご質問やご相談はお気軽にお問合せください。
塀の素材と耐久性について
続いては、塀の素材や耐久性について解説していきたいと思います。
家の塀と言っても、今では様々なスタイルや素材が使用され、販売商品もバリエーション豊かになっています。ここからはそれぞれの特徴なども含めお話ししていきます。
「塀」と言われて、一番最初に頭に思い浮かぶのはブロック塀やコンクリート塀ではないでしょうか?
数十年前はこのブロックやコンクリートの塀が主流となり、多くの家で採用されてきました。重厚感があり頑丈、そして生垣のように定期的な手入れやメンテナンスも不要で、費用も比較的安価に抑えられることから主流となっていきました。
その反面、重さがあるため、高さ制限の規制があったり、災害時に倒壊することで二次災害に繋がるリスクもあります。
同様の系統でいくと天然石を使用した石塀もあります。
昔はお城の城壁として石を積み重ね、重厚で高級感が漂い、防衛にも適した塀が多く見られました。石塀は積み上げる技術などもあることで専門の職人さんがいました。住宅ではそこまで大掛かりな工事にはなりませんが、天然石は石の種類や数量によっても値段が異なり、施工に技術も時間も要するため、高級志向の塀として和風住宅や由緒あるお家で取り入れられているケースが多いです。
アルミは軽量でスタイリッシュな雰囲気を演出でき、錆びにくいことで耐久性やメンテナンス性にも優れています。土台や基礎を設置し、その上にアルミフェンスを設置します。シンプルでスタイリッシュな外観をお求めの方にはおすすめですが、冷たい印象を持たれる方も多く、現在は材料の高騰からアルミフェンスも高価なものになりつつあります。
今までご紹介したコンクリートやブロック、アルミなどの塀のメリット・デメリットを加味しておすすめなのがパイナルウォールの塀です。パイナルウォールの見た目は選んだ仕上げ材によって重厚感を持たせることもできれば、天然石のような雰囲気を演出することも可能。そして、中に発泡スチロールを使っているため、二次災害の危険も軽減でき、高さのある塀も施工可能となります。
高級感もあり、プライバシーの観点から高さを出したいというお客様のご要望にも応えることができるので、もし、そういったご要望のお客様がいらっしゃいましたらぜひ、この機会に、パイナルウォールの塀もご検討・ご提案してみてはいかがでしょうか。
他にも、家の塀に使用されるもので言えば、木製(木材・樹脂製木材)やレンガなどがあります。
木材もレンガも温かみを感じられて、アウトドアやカントリー風の住宅に憧れがある方には人気があります。ただし、現在は木材も高騰し、材料不足のため、納品までに時間を要するケースが少なくありません。
また、レンガは一つひとつ作業することが求められ、乾燥にも時間がかかるため、工賃が高くなってしまうこともございます。DIYで塀を設置・リフォームする方もいらっしゃいますが、各商品によって価格やサイズは異なるので、事前に確認が必要です。ただし、素人では判断が付きにくかったり、敷地の状態によっては専門家に依頼する方が良いこともあるので、一度相談することをおすすめいたします。
このように、それぞれの塀の素材や種類によって、塀のスタイルも様々ですが、それと同様にコストや時間も様々です。特に、施工業者様からしてみると工期については重要なポイントでもあるでしょう。他の現場との兼ね合いなどからしても、「工期はなるべく短縮させたい!」とお考えの方にもパイナルウォールはおすすめですので、ぜひ、参考にしてみてください。
家の塀の法規制と許認可について
ご存知の通り、住宅の塀を設置する際には、地域の法規制や許認可が必要な場合があります。そのため、エクステリア業者様や工務店様は、顧客に対して適切なアドバイスや手続きのサポートを行うことも大切です。
建築基準法や道路法、景観法や地方自治体の条例など色々な法規制があることを顧客の皆様は知らないことが多いです。特に、高さ制限や安全性の面からの耐震性などが当てはまります。お客様が重厚で高さのある塀を望んでいても、その土地の建築基準法に沿っていないと設置は難しいです。そのため、説明責任や設計・提案の際に、お客様の理想と現実をうまくすり合わせる必要があります。
日本に住んでいる以上、法規制を遵守し、家や塀を設置することは重要です。
しかし、エクステリア業者・工務店・設計事務所として、お客様の理想を叶えることや、適切なアドバイスやサポートを行うこともとても大切です。双方の兼ね合いから、今までは設置できなかった塀も、パイナルウォールであれば可能なこともあるかもしれません。
ぜひ、家の塀について決めかねているところがございましたら、ぜひ、パイナルウォールも視野に入れてご検討ください。
パイナルウォールが気になるという方は、まずは簡単無料お見積もりにてお問合せください。
もし、実際にご覧になりたいという方や、参考資料をお求めの方には、カタログなども同封し郵送いたしますのでお気軽にお問合せいただければと思います。
家の塀についてのまとめ
それぞれの塀には独特の特徴や利点があり、用途やデザイン、好みに応じて選択することができます。お客様のニーズに合った提案をするためにも、様々な商品や素材を理解しておくことで、提案やデザインの幅やバリエーションが広がります。
元々塀は、隣接地との境界に設けられたり、プライバシー・防犯の観点から設置されますが、最近はそこにデザイン性を持たせたり、家の全体像として考える方も少なくありません。開放的なお家も素敵ですが、塀を設置してある程度のプライバシーを守りつつおしゃれな外観や、私生活を楽しめること、安心できる生活はお客様にとってはとても大きなことです。
監修者からのメッセージ
杉森 康裕(気密測定技能者)
パイナルウォールは画期的なスタイルで目隠しや塀をつくりあげることができ、従来の方法では実現できなかった軽量化によって、可能性を拡大!
私たちは一貫して「より良い住宅のお手伝い」をモットーに断熱材はもちろん、外構や塀に関わる商品の提案・サポートを行っています。多くの方に『松原産業のパイナルウォール』をご採用頂けるように精進していきますので是非よろしくお願い致します。
パイナルウォールで目隠し塀の制作を検討している
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