外構の塀はブロックより発泡スチロールが新常識?

外構の塀はブロックより発泡スチロール?

外構の塀にはさまざまな種類がありますが、これまで主流だったのはブロック塀でした。しかし最近では、新素材である発泡スチロールを使用した「パイナルウォール」などの塀が注目を集めています

「発泡スチロール塀は軽いけど、耐久性は大丈夫なのか?」
「ブロック塀と比べて、コストや施工のしやすさはどう違うのか?」
「結局のところ、どちらを選ぶべきなのか?」

こうした疑問を持つ方に向けて、今回の記事では発泡スチロール塀とブロック塀の違いを比較しそれぞれのメリット・デメリットを解説します。外構工事を検討する際の参考になるよう、詳しく紹介していきます。

パイナルウォール

【今回の記事のポイント】
✔️発泡スチロール塀の基本構造と特徴➡︎軽量で施工が簡単!耐久性や安全性のポイントを解説
✔️ブロック塀との違いを比較➡︎耐久性、コスト、デザイン、メンテナンスの観点から検証
✔️どちらが向いているかを判断➡︎用途や予算に合わせた最適な選び方を提案

初稿:2025/2/14

《目次》
発泡スチロール塀とは?基本構造と特徴
ブロック塀との違いを徹底比較!
外構塀の耐久性・安全性の比較
塀のデザイン性と用途別のおすすめ
外構の塀についてまとめ

発泡スチロール塀とは?基本構造と特徴

発泡スチロール塀は、断熱材や軽量建材として使われる発泡スチロールを基材にした新しいタイプの塀です。近年、外構工事の新たな選択肢として注目されており、特に「パイナルウォール」などの商品が広まりつつあります。ブロック塀とは異なる特性を持ち、施工の手軽さや軽量性が魅ですが、従来の塀と比べてどのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。

発泡スチロール塀の特徴

発泡スチロール塀には、以下のような特徴があります。

特徴1:軽量で施工が簡単
発泡スチロール塀は、ブロック塀と比べて圧倒的に軽量です。これにより、以下のようなメリットがあります。

  • 運搬が容易で、施工の負担が軽減される
  • 施工時間が短縮できるため、工期の期間を抑えられる
  • 重機を使わずに設置できる場合が多い
外構工事

特徴2:耐震性に優れる
ブロック塀は地震の際に倒壊のリスクが高いですが、発泡スチロール塀は柔軟性があり地震の揺れに強いという特徴があります。

  • 軽量なため、倒壊時の被害を最小限に抑えられる
  • 柔軟性のある構造のため、揺れに対応しやすい

特徴3:断熱性が高い
発泡スチロールは、もともと断熱材として使用される素材です。そのため、塀に採用することで以下のような効果が期待できます。

  • 夏の暑さや冬の寒さを軽減し、外構周りの快適性を向上
  • 隣地との温度差を抑え、外壁や植栽にやさしい環境を作る
パイナルウォール

特徴4:デザインの自由度が高い
発泡スチロール塀は、表面にさまざまな仕上げを施せるため、デザインの自由度が高いというメリットがあります。

  • コンクリート調、木目調など、さまざまな質感を再現可能
  • 住宅の外観に合わせたデザインが選べる
  • ブロック塀よりも滑らかな仕上がりが可能
パイナルウォール イメージ
パイナルウォールはさまざまな面において魅力あふれる素材です。
今回解説している塀だけでなく、玄関のアプローチに設置するインターホン・表札・ポストを兼ね備えた門柱にも利用いただけますし、ウッドデッキに併設する目隠し、駐車場やガレージに合わせた囲い、簡易的な土留め、型枠など、条件や希望に合わせて多様に扱えます。
まだまだ知られていないパイナルウォールの魅力をもっと皆様にお届けできればと思いますので、ぜひ、気になる方は下記からパイナルウォールについて詳しくご確認ください。また、対象商品に関する保証や不安、ご相談やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ブロック塀との違いを徹底比較!

発泡スチロール塀とブロック塀は、外構の塀としてよく比較される選択肢ですが、素材や施工方法耐久性などに大きな違いがあります。続いては、両者をさまざまな観点から比較し、それぞれの特徴についてを詳しく見ていきましょう。

1:素材の違い

【発泡スチロール塀】
▶︎主成分:発泡スチロール(パイナルウォールなど)
▶︎特徴:軽量で柔軟性があり断熱性が高く厚みも調整できる
▶︎加工:表面にコンクリート風の塗装や特殊仕上げを施すことで強度を確保

【ブロック塀】
▶︎主成分:コンクリート(セメント・砂・砂利・水・骨材)
▶︎特徴:重量があり強度が高いが倒壊リスクがある
▶︎加工:塗装やタイル仕上げも可能で、重厚感のある演出ができる

ブロック塀

2:施工方法の違い

【発泡スチロール塀】
▶︎土台部分をしっかり固定し、発泡スチロールパネルを設置
▶︎表面に特殊コーティングを施し、強度を確保
▶︎工期が短く施工が簡単

【ブロック塀】
▶︎基礎工事をしっかり行い、鉄筋を組み、コンクリートブロックを積み上げる
▶︎モルタルで固定し、仕上げを施す
▶︎工期が長く重量があるため施工に手間がかかる

他にも、境界のスペースや環境、新築なのかリフォームなのかによっても工法が異なるため、知りたい方は施工業者の担当スタッフに事前に確認するといいでしょう。

ブロック塀

3:耐久性と安全性の違い

【耐久性】

項目 発泡スチロール ブロック塀
耐用年数 約20〜30年 約30年〜50年
劣化 表面仕上げの劣化に注意 風化やヒビ割れが発生しやすい
メンテナンス 定期的な塗装補修が必要 モルタルや塗装の補修が必要

以上のように、一覧で内容を見てみると、各製品の違いがよく分かります。どちらも耐久性はそれなりにありますが、劣化の仕方も違いますし、補修の方法も異なります。

パイナルウォール

【安全性(地震・台風)】

【発泡スチロール塀】
▶︎軽量で地震の揺れに強く、万が一倒れても被害が少ない

【ブロック塀】
▶︎重量があるため、倒壊すると重大な事故につながるリスクがある

塀や壁は、建物を守る反面、危険も潜んでいるため、きちんとした管理をすることが推奨されています。それぞれの危機対策も検討しつつ、適切なものを選びましょう。

もし、パイナルウォールを検討したいという方は、いつでもお気軽にご相談ください。
施工業者様の工務店様やエクステリア業者様設計事務所や建築会社の方からのご相談はもちろん、簡単無料お見積りも承っております。

外構塀の耐久性・安全性の比較

次に、外構の塀の耐久性や安全性について、深掘りしていきたいと思います。外構の塀を選ぶ際に重要なのは、長期間使用できる耐久性と、地震や台風などの災害時にどれだけ安全であるかという点です。ブロック塀と発泡スチロール塀は、それぞれ異なる特性を持ち、長所と短所が存在します。ここでは、耐用年数や災害時の強度、メンテナンスの必要性、防火性能について詳しく比較します。

地震や台風に対する安全性

地震や台風といった自然災害に対する強度の違いも塀を選ぶ際の重要な判断基準です。ブロック塀は重量があるため、地震の揺れに対して脆弱な面があります。特に施工不良や経年劣化が進んでいる場合、地震の揺れによって倒壊するリスクが高くなります。
実際に過去の地震では、倒壊したブロック塀によって大きな被害が発生したケースもあります。そのため、耐震性を高めるためには、倒壊防止のために、十分な基礎工事を行い、鉄筋を適切に配して補強する必要があります。

ブロック塀 耐震補強

これに対して、発泡スチロール塀は非常に軽量であるため地震の揺れに対して柔軟に対応できます。万が一倒れた場合でも、ブロック塀のような重さがないため、周囲の被害を最小限に抑えることができます
また、発泡スチロールは弾性を持つため、揺れを吸収しやすく、ひび割れが発生しにくいという特徴があります。ただし、台風などの強風時には、軽量であるがゆえに固定方法が重要になります。
適切な基礎工事と補強を行わないと、強風で塀が傾いたり飛ばされたりする可能性があるため、施工時には注意が必要です。特に、道路に沿った建物の場合、通行人にも被害が及ぶため、きちんとした工法に基づく設置をし、リスク軽減をした上で、安心安全な塀を手に入れましょう。

パイナルウォール

劣化のしやすさとメンテナンス

塀を長期間使用するためには、どの程度メンテナンスが必要かを把握しておくことも大切です。ブロック塀の場合、モルタル部分のヒビ割れや鉄筋の腐食が主な劣化の原因となります。特に、ヒビ割れが放置されると、雨水が浸入し内部の鉄筋が錆びることで強度が低下し、最終的には崩壊のリスクを高めます。また、コケやカビが発生しやすい環境では、定期的な洗浄や補修が必要になります。

発泡スチロール塀の場合、劣化しやすいのは表面の仕上げ部分です。発泡スチロール自体は腐食しにくいものの、コーティングが劣化すると見た目が悪くなるだけでなく、防水性能も低下するため、汚れが付きやすくなってしまいます。そのため、定期的な塗装やコーティングの補修が必要になります。また、紫外線による影響を受けやすい素材のため、屋外で使用する場合はUVカットの塗装を施すことで劣化を遅らせることができます。

火災時の安全性

火災時の安全性という点では、ブロック塀が圧倒的に優れています。コンクリートは不燃材料であるため、火事が発生しても延焼を防ぐ効果があります。特に、住宅地などで火災リスクを考慮する場合、ブロック塀は安全な選択肢となります。

一方で、発泡スチロールは可燃性のある素材です。そのため、通常の発泡スチロール塀では火に弱いという欠点があります。しかし、最近では自己消火性の発泡スチロールを使用したタイプも開発されており、耐火性能を向上させる工夫がされています。また、表面に耐火性のあるコーティングを施すことで、一定の防火性能を確保することも可能です。とはいえ、完全に不燃性とは言えないため、火災リスクを重視する場合には注意が必要です。

パイナルウォールイメージ

塀のデザイン性と用途別のおすすめ

外構の塀は、家の印象を大きく左右する重要な要素です。ブロック塀と発泡スチロール塀では、デザインの自由度や適した用途に違いがあります。それぞれの特徴を理解し、目的やイメージに合った選択をすることが重要です。

デザインの自由度の違い

ブロック塀は、シンプルなコンクリートブロックを積み上げて作るのが一般的ですが、仕上げ方法によってデザインを変えることができます。例えば、白い色の塗料を塗り、タイルを貼ることで洋風に仕上げたり、アクセントになる模様のあるブロックを組み合わせたり、モルタル仕上げなどを施すことで、シンプルなものから装飾性の高いデザインにすることが可能です。さらに、ブロック自体に装飾が施された化粧ブロックを使用すれば、施工時点でデザイン性を高めることができます。ただし、加工には手間がかかるため、オリジナル性の高いデザインを求める場合は施工費用が上がる傾向があります。

ブロック塀
一方、発泡スチロール塀は、表面にコーティングを施すことで多彩なデザインが可能です。例えば、コンクリート風やレンガ調、木目調など、さまざまな質感を再現することができますし、グレーやブラックなどの仕上げ材を採用するとシックで高級感のある塀を手に入れることができます。
発泡スチロール塀は、ブロック塀よりも滑らかな仕上がりを実現しやすくよりモダンなデザインにも対応できます。また、発泡スチロールは加工がしやすいため、曲線を取り入れたデザインや、立体感のある装飾なども比較的簡単に実現できるのが特徴です。
パイナルウォール

住宅のスタイルに合った選び方

住宅の外観は建物の顔とも言える重要な場所です。外の環境や全体のバランス、デザインコンセプトに合わせて、適切な塀を選ぶことが大切です。

【モダンな住宅の場合】
モノトーンやシンプルなデザインが特徴のモダン住宅には、発泡スチロール塀が適しています。フラットな表面やスタイリッシュな仕上げが可能なため、建物のデザインと統一感を持たせやすいというメリットがあります。

【和風の住宅の場合】
伝統的な和風住宅には、自然素材の雰囲気を持つブロック塀や生垣、竹垣などがマッチします。ブロック塀でも、タイル貼りや化粧ブロックを使用することで、落ち着いた雰囲気を演出することができますし、塗装や周囲の植え込みや照明などで情緒を演出することも可能です。

和風 塀

【ナチュラルな雰囲気の住宅の場合】
木材や自然石を多く取り入れたナチュラルなデザインの住宅には、発泡スチロール製の木目調仕上げがよく合います。木目調の仕上げ材を選ぶと、ナチュラルな雰囲気と見た目で、カントリー風や南仏風のスタイルにもマッチします。合わせて木製のフェンスやデッキと組み合わせると、より温かみのある外構やエクスステリアを作ることができます。

サイディング 木目調

用途別のおすすめ塀

外構の塀にはさまざまな役割があります。目的に応じて、適した塀を選ぶことが重要です。

プライバシーを守るための塀
住宅の敷地をしっかりと囲い、外部からの視線を遮る場合は、発泡スチロール塀が適しています。高さを確保しやすく、デザイン性も高いため、プライバシーを守りながら景観を美しく整えることができます。

パイナルウォールイメージ

防犯対策としての塀
侵入者の侵入を防ぐ目的では、ブロック塀が適しています。頑丈で破壊されにくい性質を持っているため、外部からの侵入を防ぎやすくなります。ただし、高すぎるブロック塀は逆に死角を作り、防犯上のリスクを高める可能性があるため、フェンスと組み合わせて使用するのが理想的です。

風通しや採光を考慮した塀
完全に囲ってしまうと圧迫感が生じる場合には、発泡スチロール塀のデザイン性を活かして、一部に装飾を施したり、透かしを入れたりするのが効果的です。ブロック塀でも、穴あきブロックを使用することで風通しを確保できますが、デザインの自由度は発泡スチロール塀の方が高くなります。

ブロック塀

エクステリアと調和する塀
庭や植栽と一体感のある外構を作る場合は、発泡スチロール塀が適しています。自由なデザインが可能なため、自然素材と調和しやすく、外観に馴染みやすいというメリットがあります。

ブロック塀も発泡スチロール塀もどちらもメリット・デメリットがあり、特徴も異なります。それぞれの良さを活かして、理想の塀を作るためには、まずそそれぞれの知識を身につけ、最適な選択ができるよう慎重に検討する必要があります。ブロック塀は今までにも多用されてきた通り、耐久性などに優れていますが、見た目にもおしゃれな塀をお求めの方にはパイナルウォールがおすすめです。

パイナルウォールは次世代のアイテムとして、耐久性・機能性・施工性・デザイン性にも富んでおり、これからも多方面で活躍が見込める素材です。お客様の要望に合わせて、理想の塀を作り上げるためにも、ぜひこの機会に、パイナルウォールをご検討ください。

理想の塀と併せて、予算や工期、業者選びからメーカー商品の選択まで、不明点がある場合には専門業者と相談しながら進めていくことが良いでしょう。パイナルウォールの塀を検討しているエクステリア・外構・左官会社様、工務店様、設計事務所様がいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にお問合せください。
無料サンプル簡単なお見積もりもご用意しておりますし、必要に応じて施工方法なども解説いたします。

外構の塀についてまとめ

外構の塀を選ぶ際には、デザイン性や価格(コスト)、安全性、耐久性など、さまざまな要素を考慮する必要があります。従来のブロック塀は、その頑丈さと防火性能の高さから、多くの住宅で採用されてきました。一方で、新たな選択肢として登場した発泡スチロール塀は軽量で施工が簡単であり、地震時の安全性やデザインの自由度の高さが注目されています

ブロック塀は、適切な施工を行えば長期間にわたって安定した状態を維持できるため、耐久性を重視する人に適しています。また、防犯対策やプライバシー保護の観点からも有効な選択肢となりますが、施工には時間とコストがかかり、地震時には倒壊のリスクがあるため、適切な補強が欠かせません。また、ブロック塀の場合、重量があるため、建築基準法により高さに制限があるので注意が必要です。

パイナルウォール イメージ

一方で、発泡スチロール塀は軽量で柔軟性があり施工期間が短くデザインの自由度が高いという利点を持っています。特に、地震の多い地域では、重量のあるブロック塀よりも安全性の面で優れています。ただし、表面の仕上げが耐久性に影響するため、定期的なメンテナンスが必要となるケースがあります。また、防火性能についてもブロック塀に比べると劣るため、住宅密集地では慎重に検討する必要があります。

外構工事においてどちらを選ぶべきかは、住宅のデザインや立地環境、予算、外構に求める機能によって異なります。発泡スチロール塀はコストを抑えつつモダンなデザインを実現したい場合に適していますが、長期的な耐久性を求める場合にはブロック塀の方が優れているといえます。

今後、建築技術の発展に伴い、新しい素材や施工方法がさらに登場する可能性もあり、DIYで簡単に施工が可能なものも出てくるかもしれません。どちらにせよ、発泡スチロール塀もブロック塀も、それぞれの塀の特性を理解し用途や環境に応じた最適な選択をすることが重要です。それぞれのメリットとデメリットを把握し、自分のライフスタイルに合った外構を実現することが大切です。

監修者からのメッセージ

監修者情報

杉森 康裕(気密測定技能者)

パイナルウォールは画期的なスタイルで塀だけでなく、目隠しや門柱をつくりあげることができ、従来の方法では実現できなかった軽量化によって可能性を拡大!
私たちは一貫して「より良い住宅のお手伝い」をモットーに断熱材はもちろん、外構や塀に関わる商品の提案・サポートを行っています。多くの方に『松原産業のパイナルウォール』をご採用頂けるように精進していきますので是非よろしくお願い致します。

発泡スチロール塀の制作を検討している
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