コンクリート家具の魅力とは?実用性について考える

コンクリート家具の魅力について考える

「無骨でスタイリッシュな空間を演出できるコンクリート家具」
一方で、「重すぎて扱いづらそう」「賃貸では無理そう」と敬遠している方も少なくないかもしれません。
そんなイメージを覆すのが、中身に発泡スチロールを使い外側をコンクリートで仕上げた家具です!この新しいコンクリート家具なら、重厚感はそのままに、軽量で取り扱いやすく、賃貸住宅にもぴったりです。
さらに、DIYにもチャレンジしやすく、理想のインテリアを手軽に実現できます。このページでは、以下のポイントを中心にご紹介します!

発泡スチロール 家具

【今回の記事でわかる3つのポイント】
✔️コンクリート家具が人気の理由とデザインの魅力がわかる
✔️発泡スチロールを使った軽量コンクリート家具の特徴とメリットを解説
✔️DIYアイデアや注意点も含め、初心者でも取り入れやすい方法を紹介

初稿:2025/4/28

《目次》
コンクリート家具は無骨でおしゃれ?
コンクリート家具×発泡スチロールの特徴
コンクリート家具のおすすめ例
コンクリート家具の注意点・デメリット
コンクリート家具で軽やかに無骨を楽しむ

コンクリート家具は無骨でおしゃれ?

コンクリート家具とは、その名の通りコンクリートを使った家具のことを指します。
重厚感のある無骨なデザインが特徴で、近年インダストリアルスタイルやモダンインテリアにおいて人気が急上昇しています。打ちっぱなしのような質感が、シンプルな空間にも圧倒的な存在感をプラスしてくれます。
しかも最近では、見た目はしっかりコンクリートなのに中身が発泡スチロールで軽量化されたアイテムも登場しており、賃貸住まいの方や女性にも扱いやすくなっています。

コンクリート家具が今注目される理由

近年、コンクリート家具への注目が高まっている最大の理由は、無骨で洗練された雰囲気を手軽に取り入れられることです。無機質な素材感が、木製家具やファブリック素材では出せない独特の存在感を演出し、シンプルでモダンな部屋作りにぴったりマッチします。
さらに、コンクリート家具は丈夫で長持ちしやすく、経年変化も楽しめる点も魅力です。一方、従来のコンクリート家具は「重すぎて移動が大変」「床を傷つける」などのデメリットがありました。そこで登場したのが、発泡スチロールをベースにした軽量コンクリート家具です。見た目はそのまま、本物のコンクリートのような重厚感を持ちながら、軽量で扱いやすいことから一気に人気が広がっています。
これまで手が届かなかった「憧れのコンクリートインテリア」をもっと気軽に実現できる時代になったのです。

コンクリート風 家具

インダストリアル×北欧スタイルにもマッチ!

コンクリート家具は、男前インテリアに代表されるインダストリアルスタイルだけでなく、意外にも北欧スタイルとの相性も抜群です。ナチュラルな木材や温かみのあるファブリックと組み合わせることで、冷たすぎず、ほどよい無骨さを感じさせる洗練された空間に仕上がります。
特に、ホワイトやライトグレーを基調とした北欧インテリアでは、コンクリート家具がアクセントとなり、空間全体を引き締めてくれる効果も期待できます。

また、植物(グリーン)や小物との相性も良いため、観葉植物や雑貨と組み合わせることで無機質な印象を和らげ自然と調和したスタイルも演出可能です。重くなりすぎず、スタイリッシュでリラックスできる空間を作りたい方にはコンクリート風の家具が非常におすすめです!

コンクリート風 家具

コンクリート家具×発泡スチロールの特徴

発泡スチロールをベースに使ったコンクリート家具は、見た目は本格的なコンクリートそのものなのに、驚くほど軽量なのが最大の特徴です。中身が発泡スチロールだから持ち運びもラクラクで、賃貸や模様替えの多い家庭でも扱いやすいのが嬉しいポイントです。
さらに、施工次第でリアルな打ちっぱなし風やモルタル調の質感も再現できるため、インテリアの幅を大きく広げることができます。耐久性やデザイン性を両立させた新しいスタイルのコンクリート家具として注目されています。

中身が発泡スチロールのメリット

発泡スチロールを使用したコンクリート家具には、従来の重い家具にはない数々のメリットがあります。
まず第一に、その軽さです。見た目に反してとても軽いので、模様替えや引っ越しもスムーズで安全です。
次に、床へのダメージが少ない点です。重量家具にありがちな「床に傷がつく」リスクが減り、特に賃貸住宅には大きなメリットとなります。
さらに、万が一家具が倒れた場合でも、発泡スチロール部分がクッションとなってダメージを軽減するため、安全性も高まります。
これらの特性により、デザイン性だけでなく「実用性」も兼ね備えた家具として人気を集めています。

コンクリート風 家具

《コンクリート風家具のメリットまとめ》
① 軽量で持ち運びが手軽に行える
② 床を傷つけにくく、跡も付きにくい
③ 万が一の転倒でも安全性が高い
④ DIYでカスタマイズがしやすい

これらのことから、コンクリート風の家具は、多くのメリットを兼ね備え、デザインにこだわりたい方にも最適な選択肢と言えるでしょう。自宅や店舗の空間に、ラックやチェア、サイドテーブルなど、空間アクセントとしてコンクリート風家具を取り入れて見るのも良いかもしれません。

インテリア家具

外側コンクリート施工でリアル感を演出

発泡スチロールをベースにしているとはいえ、外側にしっかりとコンクリート施工を施すことで、見た目は本物のコンクリート家具と遜色ありません。表面にモルタルや専用のコンクリートペイントを塗ることで、「打ちっぱなし感」や「モルタル特有のムラ感」をリアルに再現できます。施工技術によっては、重厚な石材のような高級感も演出できます。

また、色味をグレーだけに限定せず、ホワイトやチャコールグレーにアレンジすれば、モダンからナチュラル、インダストリアルまで幅広いインテリアにマッチします。つまり、発泡スチロールベースでも見た目は妥協せずスタイル重視の方にも十分満足できる仕上がりになるのです

もし、コンクリート風のインテリア家具のご要望がございましたら、まずはお気軽にお問合せください。施工業者様はもちろん、個人でDIYをしようとお考えの方も、コンクリート風家具に利用できるパイナルウォールの簡単無料お見積りを承り中です。

コンクリート家具のおすすめ例

ここからは、実際におすすめしたい発泡スチロール製コンクリート家具をご紹介します。
どれも「軽いのに本格的な無骨感」をしっかり楽しめるアイテムばかりです。リビングやダイニングなど、取り入れやすい家具からスタートしてみてはいかがでしょうか。あなたの理想のインテリアづくりに、ぴったりの一品がきっと見つかるはずです!

テーブル

軽量テーブル

発泡スチロール製コンクリート家具の中でも特に人気なのが、軽量タイプのテーブルです。
センターテーブルやダイニングテーブルなど、一見重厚なコンクリートに見えるデザインなのに、女性一人でも簡単に動かせる軽さが魅力です!
天板に使用しても良いですし、テーブル全体をコンクリート風に仕上げるのも可能。
表面は本格的な打ちっぱなし風に仕上げられているため、無骨さと洗練さを同時に演出できます。モノトーンカラーのラグや木目家具と合わせると、インダストリアル感がより引き立ちます。部屋の中心になるアイテムなので、軽くて簡単に移動できるというメリットは想像以上に大きいですよ!

収納棚

キャビネット・収納棚

収納家具も、発泡スチロール製コンクリートタイプなら取り入れやすいアイテムのひとつです。
キャビネットやサイドボード、収納棚などは、部屋の壁際や家具の近くに置くことで無骨なアクセントになり空間全体が引き締まった印象になります。表面に施されたコンクリート塗装は、汚れや小傷にも強く実用性も兼ね備えています
また、軽量なので季節ごとに模様替えをしたり、レイアウトを変えたりするのも簡単です。
グリーンの鉢植えやアイアン雑貨と組み合わせるなど、異素材とセットにすることでさらにおしゃれな雰囲気を演出できます!

テレビ台

テレビボード・ローボード

大型家具のひとつであるテレビボードも、発泡スチロールベースなら気軽にコンクリートデザインを楽しめます。普通ならかなりの重量になるコンクリート調のテレビボードも、軽量素材なら設置や移動がラクラク行えます。TVだけでも重量があるのに、ボードの重量が加わると床にまで影響を及ぼす可能性があります。
しかも、配線を隠す収納スペースをうまく取り入れたデザインも多く、機能性も十分です。
無機質なコンクリートの質感は、大型テレビやシンプルなインテリアとも相性が良く、部屋全体を一気にモダンな空気感へと変えてくれます
「存在感のあるテレビ台が欲しいけど、重いのはちょっと…」という方にはまさに最適な選択です。

発泡スチロールを芯材に使用したコンクリート家具は、軽量でありながらも十分な強度を確保し、長く使用できる耐久性を持たせることが可能です。発泡スチロールの上から特殊なモルタルや樹脂コーティングを施すことで、外部からの衝撃や摩耗に強い仕上がりになります。
特に、ファイバーメッシュを埋め込むことでひび割れを防ぎ、より高い強度を確保できます。実際に、ショップのディスプレイやドラマやTV番組のセットにも発泡スチロールは多用されています。軽くて安全というメリットから、セットの移動もしやすく、大道具さんたちにも一目置かれている素材です。
ぜひ皆さんもこの機会に、発泡スチロールを利用したコンクリート風家具をつくってみてはいかがでしょうか?

コンクリート家具の注意点・デメリット

今までご紹介してきたように、発泡スチロールベースのコンクリート家具にはたくさんの魅力がありますが、もちろん完璧ではありません。
軽量で扱いやすい反面、いくつか注意すべきポイントやデメリットも存在します。これらを事前に理解しておけば、購入やDIYの失敗も防げます。ここからは特に気をつけたい点を詳しく見ていきましょう!

耐久性や重みの違いに注意

発泡スチロールベースのコンクリート家具は軽くて便利な反面、やはり本物のコンクリート製品と比べると耐久性には限界があります。強い衝撃を与えると、内部がへこんだり、モルタル部分が割れたりすることもあります。
また、重量が軽いがゆえに、設置場所によっては安定感に欠けると感じるケースもあるため、特に高さのある家具(シェルフなど)を置く場合は、壁固定や転倒防止対策をしておくと安心です。
用途によっては耐久性を優先して重たい本物のコンクリート家具を選ぶという選択肢も検討すると良いでしょう。
(※写真はイメージです)

イメージ

施工の仕上がりによる見た目の差

発泡スチロール製コンクリート家具の見た目は、施工の丁寧さによって大きく差が出る点にも注意が必要です。
特にDIYで作成する場合、モルタルの塗りムラや厚みのばらつきが目立ちやすく、イメージ通りの「リアルなコンクリート感」を出すにはある程度の慣れやコツが求められます。
また、表面仕上げをきちんと防水・耐久加工しておかないと、時間が経つにつれてヒビ割れや劣化が目立ってしまうことも考えられます。完成度を高めたいなら、専用の下地材や仕上げ材を使ったり、専門家に部分的に依頼するのもひとつの手です。
「見た目重視!」という方は、事前に施工方法をしっかりチェックしておきましょう。

コンクリート風 家具

コンクリート家具で軽やかに無骨を楽しむ

無骨で洗練された空間を演出できるコンクリート家具は、今や多くのインテリア好きから注目されています。
特に、発泡スチロールをベースにしたタイプは、見た目の重厚感をそのままに驚くほど軽やかに取り扱えるのが魅力です。
施工性にも優れているため、DIYでも挑戦しやすく、賃貸住宅や模様替えを頻繁にする方にもぴったりです。ただし、耐久性や施工精度には注意が必要なため、正しい知識を持って選ぶことが大切です。
もし、ご自身で施工するのであれば、専門業者に相談・確認をしてから始めることをおすすめいたします。業者様で発泡スチロールを利用したコンクリート風家具の施工を検討されている方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問合せください。
ぜひ今回の記事を参考に、コンクリート風の家具をお試しになってみてはいかがでしょうか?シックでモダンなスタイルがお好みの方には最適ですよ。

発泡スチロール 家具

家具の制作や外構・エクステリアの施工をされている業者の方々には、特別仕切り価格でのご用意もございます。
まずは無料の見積もりから確認していただき、ご依頼ください。
注文に関するサイズや価格、送料や配送について、支払いに基づく規定などの各種サービスについては購入ガイドをご確認ください。

発泡スチロールを利用した施工が初めてという業者様には、工法や取り扱い方についてもお伝えいたしますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

監修者からのメッセージ

スタッフコメント

杉森 康裕(気密測定技能者)

​今回ご紹介した発泡スチロールを芯材に用いたコンクリート風家具は、軽量でありながら高いデザイン性と耐久性を持ち合わせており、賃貸住宅や模様替えの多いご家庭でも取り入れやすいアイテムです。

​今後も、こうした素材の特性を活かした製品開発を通じて、快適で魅力的な空間づくりに貢献してまいります。​

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