地震対策に!コンクリート塀を地域の助成金で発泡スチロール塀へリフォーム
「うちの塀って古いけど…本当に危ないの?」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
2018年の大阪北部地震をきっかけに、コンクリート塀の安全性が全国的に見直され始めました。実際に多くの自治体が、倒壊の危険性がある塀の撤去に対し、助成金制度を設けています。
しかし、どの自治体も制度がバラバラで、「結局、うちの地域で使えるのか分からない…」という声も少なくありません。
さらに、「新しい塀って高そう」「どんな素材がいいの?」という疑問もあるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、発泡スチロール素材の塀「パイナルウォール」です。軽くて地震に強く、助成金の対象としても注目されている新しい選択肢です。
この記事では、以下の内容を丁寧に解説していきます!

【今回の記事のポイント】
✔️コンクリート塀助成金の基本と地域差
✔️発泡スチロール塀「パイナルウォール」の魅力
✔️実際に施工されたリアルな事例紹介
初稿:2025/6/25
《目次》
・コンクリート塀 助成金とは?制度の基本を押さえよう
・自治体によって異なるコンクリート塀の助成金制度
・助成金を使って発泡スチロール塀にリフォームできる?
・【施工事例紹介】パイナルウォールを選んだ人たちの理由
・今、塀を見直すべき理由|地震対策としての最終チェック
・まとめ:古い塀を手放すことは、家族と地域を守ること
コンクリート塀 助成金とは?制度の基本を押さえよう
地震による倒壊リスクが高まる中、老朽化したコンクリート塀の安全性が大きな課題となっています。これを受けて、多くの自治体では「倒壊の恐れがあるブロック・コンクリート塀」に対し、解体費や建て替え費の一部を補助する制度を設けています。この「助成金」は、地域や年度によって内容が異なるため、申請前に確認することがとても大切です。特に「着工前の申請」が原則なので、早めの情報収集がカギになります。

コンクリート塀が倒壊するリスクとは?
「地震でコンクリート塀が倒れてくる」――そんなニュースを見たことはありませんか?実は、ブロック塀やコンクリート塀は1981年以前の旧建築基準法のもとで建てられたものが多く、現在の耐震基準を満たしていないケースが非常に多いのです。
とくに以下のような特徴を持つ塀は要注意です。
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高さが1.2mを超えている
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傾きやひび割れが目立つ
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鉄筋が入っていない、または不十分
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建築から30年以上が経過している
こうした塀は地震時に倒壊しやすく、通行人や家族を巻き込む事故につながる危険性があります。「なんとなく古くて心配…」と思ったら、一度専門家に点検してもらうことをおすすめします。

助成金の目的と背景|なぜ今制度が必要なのか
助成金制度が注目を集めるようになった背景には、2018年の大阪北部地震があります。この地震では、通学途中の児童が倒壊したコンクリート塀の下敷きになり、命を落とすという痛ましい事故が起きました。これをきっかけに、全国の自治体が一斉に危険なブロック塀の点検・撤去に動き出しました。
国土交通省もガイドラインを整備し、通学路や避難路に面した塀を重点的にチェックするよう通達。多くの市区町村では、助成金を用いて倒壊リスクの高い塀の解体・建て替えを推奨しています。
この制度の目的は、「事故が起きてから対処する」のではなく、“未然に防ぐ”こと。さらに、地域の景観や防犯面、隣地トラブルのリスク軽減など、塀を安全に保つことで得られるメリットは非常に多いのです。
だからこそ今、自分の家の塀について「見て見ぬふり」をせずに、行動を起こすことが求められているのです。

自治体によって異なるコンクリート塀の助成金制度
コンクリート塀の撤去や改修に使える助成金制度は、多くの自治体で導入されています。ただしその内容は自治体によって大きく異なり、「補助金額」「対象となる塀の条件」「申請タイミング」などが地域ごとに違うのが実情です。
この記事では代表的なパターンをご紹介しますが、正確な情報は必ず各自治体のホームページや窓口で確認してください。
着工後では補助対象外になることもあるので、事前相談がとても大切です。
助成対象となるブロック・コンクリート塀の特徴
多くの自治体では、「明らかに倒壊の恐れがあるコンクリート塀」が助成の対象になります。具体的には以下のような特徴を持つ塀が該当します:
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1.2m以上の高さがある塀(建築基準法違反の可能性)
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大きなひび割れやぐらつき、傾きがある
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築30年以上が経過している塀
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鉄筋が入っていない、または不足している
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通学路や避難経路に面している
なお、助成対象になるかどうかは自治体職員や専門家による事前調査で判定されます。「見た目は普通だけど…?」と思っていても、実は対象になるケースもありますので、一度相談してみるのがおすすめです。

助成金を使って発泡スチロール塀にリフォームできる?

発泡スチロール塀とは?軽くて安全な新素材「パイナルウォール」
発泡スチロール塀と聞いて「え?そんなもので塀ができるの?」と思った方も多いかもしれません。実際に驚かれることもありますが、実はとても理にかなった素材なんです。
パイナルウォールは、発泡スチロール(EPS)に特殊なコーティング仕上げを施した軽量外構材で、見た目はコンクリートそのもの。にもかかわらず、重さは約10分の1以下で、耐震性に非常に優れています。
万が一倒れたとしても、コンクリートのように重大な被害を及ぼすことがありません。通学路や人の通る場所に設置する塀として、「安全性」を優先したい方にはベストな選択肢です。
さらに、工期が短く設置が簡単なため、解体後すぐに設置でき、費用も従来のブロック塀よりリーズナブル。助成金の予算内で工事を完了させやすいのも大きな魅力です。


【施工事例紹介】パイナルウォールを選んだ人たちの理由
パイナルウォールは、コンクリートのような外観と、軽量な構造を兼ね備えた新しい塀材です。
ここでは、実際の施工事例から引用しながら、デザイン性・施工性・安全性といった面での魅力を解説します。
助成金を使って、ただの「撤去」ではなく、次の時代にふさわしい塀へアップデートしたい方にとって、有力な選択肢になるはずです。
事例①:建物と調和するデザイン性と安全性を両立
福井県の住宅で施工された目隠し壁では、軽量かつデザイン性の高い発泡スチロールの塀「パイナルウォール」が採用されました。
「落ち着いた左官仕上げが印象的な目隠し壁です。通行人の視線が自然と遮られるよう設計されており、プライバシーの確保だけでなく、住まいの外観にデザイン性をプラスしています。」
施工のポイントとしては、L字型に角度をつけた配置によって視線をやわらげつつ、プライベート空間を演出。
また、手で持てる軽さによって短期施工が可能でありながら、しっかりと外構の役割を果たしています。

事例②:仕上がりの安定性とコストパフォーマンス
2つ目の事例では、玄関周りのデザイン性のある目隠しとしてパイナルウォールを採用。
木目調のフェンスや、穴あきのブロックを合わせて使用することでプライバシーを守りつつ、多少の隙を残すことでより洗練されたデザインになっています。
カーブや穴あきなどデザイン性の高い塀を作ることができるのも、発泡スチロールならではの魅力です!
均一な品質と軽量な施工性、さらにシンプルな構造により、工期短縮と高いデザイン再現性を両立している点が大きな魅力です。

今、塀を見直すべき理由|地震対策としての最終チェック
大きな地震が起きたとき、真っ先に倒壊する危険性があるのが、老朽化したコンクリート塀です。実際に過去の震災では、倒れた塀による重大事故が数多く報告されています。
「見た目はまだ大丈夫そうだから…」という理由で放置してしまうと、いざというときに取り返しのつかない事態を招くかもしれません。
今は多くの自治体で倒壊リスクのある塀を撤去・建て替えするための助成制度が用意されており、自己負担を減らして安全な外構へリフォームできるチャンスです。
パイナルウォールのような軽量・安全・高デザインの新素材を選べば、家の印象までガラリと変わります。
「後悔する前に、いま動く」――これが最善の地震対策です。

まとめ:古い塀を手放すことは、家族と地域を守ること
地震のたびに気になる、古くなったコンクリート塀。
「いつかやらなきゃ」と思いながら、時間だけが過ぎていませんか?
倒壊の危険性がある塀は、家だけでなく通行人やご近所にも被害を及ぼす可能性があります。
だからこそ、自治体が助成制度を設けていま行動を後押ししているのです。
今回ご紹介したパイナルウォールは、発泡スチロールを芯材に使った軽量で高耐震の新素材。
見た目はコンクリートのように重厚感がありながらも、驚くほど軽く、安全性にも優れています。
助成金の対象にもなりやすく、「撤去して終わり」ではなく「安全で美しい外構」にアップグレードできるのが大きな魅力です。
大切なのは、「何かが起きる前に決断すること」。
家の安全、家族の安心、そして地域の信頼のために。
まずは、お住まいの自治体の助成金制度を確認し、動き出してみませんか?

監修者からのメッセージ

杉森 康裕(気密測定技能者)
パイナルウォールは画期的なスタイルで塀だけでなく、目隠しや門柱をつくりあげることができ、従来の方法では実現できなかった軽量化によって、可能性を拡大!
私たちは一貫して「より良い住宅のお手伝い」をモットーに断熱材はもちろん、外構や塀に関わる商品の提案・サポートを行っています。多くの方に『松原産業のパイナルウォール』をご採用頂けるように精進していきますので是非よろしくお願い致します。
発泡スチロール塀を検討している
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