【パイナルウォール導入事例】ガウディ様インタビュー

【パイナルウォール導入事例】ガウディ様インタビュー

パイナルウォール

本インタビューでは、独自のデザイン性と機能性を追求する福井県の住宅会社ガウディ様にお話を伺いました。

ガウディ様は高いデザイン性だけにとどまらなず「高い住宅性能はあたりまえ」と考えている福井の会社様です。

今回、私たち松原産業株式会社の「パイナルウォール(発泡スチロール塀)」を採用いただきました。その導入経緯やメリット・課題、そして今後の期待点について詳しくお伺いしましたので、その内容をお届けします。

会社情報・エクステリアへの想い

― まずは、ガウディ様の会社概要やエクステリアに対する想いをお聞かせください。

弊社ガウディは、住宅の設計・施工を中心に、地域のお客様に「他にはないデザインと性能を両立した家づくり」を提供しています。

エクステリアは“住まいの顔”でもあると考えており、単に囲いや境界を作るだけでなく、外構全体のデザイン性を重視した提案を積極的に行ってきました。

たとえばレンガや塗り壁を組み合わせて個性を出したり、自然素材や金属素材を使ってアクセントをつけたりと、「他にはない意匠」を生み出すことを常に目指しています。お客様からも「外観が印象的で、敷地全体がまるで一つの作品のよう」といった嬉しいお声をいただくことが多いですね。

家づくりに対する想い・住宅の仕様

― 続いて、ガウディ様が普段から大切にされている家づくりの方針や住宅の仕様について教えてください。

家づくりの軸としては「性能とデザイン性の両立」が大前提です。なかでも断熱性能にはこだわりがあり、EPS断熱材を活用した付加断熱に加えて、塗り壁工法を採用しています。

塗り壁仕上げは、見た目の美しさに加えて、経年変化を味わいとして楽しめる点も魅力です。
こうした断熱技術とデザインを両立させることで、四季を通じて快適に過ごせる住まいを実現しています。

また、外張り断熱は軽量性・施工性・断熱効果に優れるため、プランの自由度が高く、個性的な外観づくりにも柔軟に対応できるのがポイントです。

パイナルウォール

弊社とパイナルウォールを知ったきっかけ

― 今回、パイナルウォールを知ったきっかけはどのようなものでしたか?

実は以前から松原産業さんを通じて、外断熱用のEPS素材を仕入れていた関係がありました。その中で「発泡スチロール素材を活用した塀があるらしい」と耳にしたんです。発泡スチロールというと「断熱材」というイメージが強かったのですが、「外構にも使えるのか」と興味を持ちました。

そこで、松原産業さんからパイナルウォールの詳細を伺い、実際の施工事例や強度・デザイン面の説明を聞いて、これならば弊社の“デザインと機能の両立”という考え方に合うのではないかと感じたのが最初のきっかけです。

従来の塀を採用する際に抱えていた課題

パイナルウォール

― これまではどのような塀やフェンスを採用されていましたか? その際の問題点も教えてください。

主にアルミフェンスが多かったですね。耐久性が高く、施工コストや工期も安定して読めるのがメリットでしたが、一方で「選べるデザインが限られる」「金属特有の無機質な印象で、住宅外観との統一感がとりにくい」といった問題がありました。
また、ブロック塀に塗り仕上げをした事例もあったのですが、施工後にひび割れが発生してしまったり、想定よりも工事費がかさんでしまったりという経験があり、簡単にはお勧めできない状況でした。

パイナルウォールを採用して生まれた変化

― 実際にパイナルウォールを採用してみて、どのような変化がありましたか?

まず、通行人やお客様から「これ、どうやって作っているんですか?」と声をかけられる機会が格段に増えました。

外壁と同じテイストの塗り壁風仕上げが可能なので、住宅全体との一体感がより強く感じられるようです。
また「発泡スチロール塀」というと想像がつきにくい方も多いのですが、実際に見て触ると「こんなにしっかりしているのに軽量なんですね」と驚かれることも少なくありません。

当初想定していなかった効果・良かった点

― 思わぬメリットや、採用前に想定していなかった良い点があれば教えてください。

コスト面が思ったより抑えられたのは大きかったですね。

高い塀=コスト増というイメージが強かったのですが、アルミフェンスとほぼ同等の予算で検討できたケースもあり、「これなら導入しやすい」とお客様に提案しやすくなりました。

また、EPS素材の強みを活かして、より自由度の高いデザインアレンジができる点もメリットです。モルタルや塗装の色・質感を変えるだけでなく、装飾パーツを組み合わせるなど、従来のブロック塀にはなかなか難しかった表現が可能となり、新たな付加価値が生まれています。

採用後の不満点・改善要望

― 実際に採用してみた結果、不満に感じる部分や改善を望む点があればお聞かせください。

唯一挙げるとすれば、天端(塀の上部)の勾配処理ですね。

今回、後付けの勾配パーツを設置しましたが、できれば塀本体で最初から勾配をつけられるようなオプションや加工方法があると、より一体感が高まってデザイン性も向上すると思います。

また、エクステリアの場合、長期間にわたって紫外線や風雨にさらされるため、経年変化への対策は気になるところです。汚れにくい塗装の提案や、もし汚れた場合にどうメンテナンスすればいいのか、そのあたりのサポート情報を引き続きご提供いただけると助かります。

最終的な採用の決め手

― 他社製品もあるなかで、パイナルウォールを選んだ決め手は何でしょう?

一番大きかったのは、もともと外断熱用のEPSを松原産業さんから仕入れていた信頼関係ですね。

ちょうど塀の新素材を探していたところにタイミングよく提案をいただき、「せっかくなら試してみよう」という話になりました。
あとは、フランチャイズの加盟料が不要だった点も導入のハードルを下げてくれました。初期コストやロイヤリティが少ない分、エクステリア商品として気軽に扱いやすかったのは確かです。

今後の期待

― パイナルウォールや当社(松原産業)に、今後どのような期待をお持ちでしょうか?

まずは笠木(天端)や装飾パーツなど、意匠面の改良を今後も進めていただきたいですね。

デザインの幅がさらに広がれば、お客様の要望に対してより柔軟に応えられると思います。

また、実際に施工して何年か経過した事例をフィードバックしてもらえるとありがたいです。

経年劣化の事例やメンテナンス実績などが分かると、お客様にも安心して「長持ちしますよ」とお勧めしやすくなるので、ぜひ情報提供を続けてください。

まとめ

まとめ

今回、ガウディ様にご協力いただいたインタビューを通じ、パイナルウォールのメリットとして「意匠性の自由度の高さ」「想定外のコスト安」「話題性」などが挙げられました。

一方で、天端処理やメンテナンス面へのさらなる工夫や情報提供が求められることも分かり、今後の課題として受け止めています。

松原産業株式会社では、こうしたお客様の声をもとに商品開発やサポート体制の充実を図り、皆様のエクステリアづくりを全力でサポートしてまいります。ガウディ様のように「デザインと性能」を両立した魅力的な空間づくりを目指す方々に、パイナルウォールがお役に立てれば幸いです。

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