屋外シャワー室の壁に最適な素材
「屋外シャワーを作りたいけど、囲いはどうする?」
「風に強くて見た目もいい素材ってないの?」
そんな悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
屋外シャワー室の設置は意外と難しく、見た目・プライバシー・耐久性・施工のしやすさなど、考えるべきポイントがたくさんあります。特に壁材選びで迷ってしまう方は多く、「何を使えばいいのか分からない」という声もよく耳にします。
その中でいま注目を集めているのが、発泡スチロール製の塀「パイナルウォール」です。
軽量なのにしっかりした構造で、耐久性やデザイン性にも優れ、屋外シャワー室の壁材としてぴったりの特徴を持っています。
今回のページでは、そんなパイナルウォールの魅力をわかりやすく紹介しながら、他の壁材との違いもしっかり比較し、あなたの理想の屋外シャワー室づくりをサポートします!

【今回の記事のポイント】
✔️屋外シャワー室に最適な壁材の条件とは?
✔️発泡スチロール塀「パイナルウォール」の特長とメリット
✔️他の素材と比較したときの違いと選ぶポイント
初稿:2025/5/26
《目次》
・屋外シャワー室に適した壁材とは
・発泡スチロール塀の性能と安全性
・パイナルウォールが最適な理由
・発泡スチロール塀の強みを比較
・屋外シャワー室の壁に選択肢を
屋外シャワー室に適した壁材とは
屋外シャワー室の完成度を左右する重要な要素の一つが壁材です。
見た目や価格だけで決めてしまうと、「風で倒れた」「外から丸見えだった」「劣化が早すぎた」など、後悔する結果にもなりかねません。特に屋外という環境では、耐久性・プライバシー性・断熱性・施工性の4点をしっかり押さえた素材選びが大切です。ここからは、その判断軸をわかりやすく整理し、最適解をご提案していきます。
《壁材選びで考えるべきポイント一覧》
⚫︎ 耐久性(風雨・紫外線への強さ)
⚫︎ プライバシー性(視線の遮りやすさ)
⚫︎ デザイン性(空間との調和)
⚫︎ 施工のしやすさ(DIY可能かどうか)
⚫︎ メンテナンス性(手入れや劣化)
⚫︎ 断熱性(暑さ・寒さ対策)

屋外シャワー室に必要な壁の条件とは?
屋外に設けるシャワー室の設置場所は、地域の海水浴場や公園、イベントの際には仮設でユニットを設置することもありますし、最近はキャンプ場や、アウトドアが趣味な方のご自宅に設置することもございます。また、災害などが発生した際にも、タンクやポンプを繋げて、簡易風呂やトイレを設置するケースもあります。そのため、単なる水まきスペースではなく、必要性のある場所に設けられます。
体を洗う、着替える、涼むといった脱衣も兼ねた半プライベート空間として機能するため、壁の役割はとても重要です。場所によっては扉や鍵付きのところもありますし、用途に合わせて設置されています。
誰でも使えて便利な側面を持ちながらも、シャワーのみで隔てるものがない場所も多く、プライバシーや防犯の対策がなされていない場所も少なくありません。誰もが安全に利用できるようにするためには、さまざまなことに配慮して設置する必要があります。ここからはシャワー室の壁に必要な条件について解説いたします。

まず、風雨や直射日光にさらされる場所に設置するため、耐候性が必須条件です。さらに、着替えやシャワー時の視線対策として目隠し効果のある構造が求められます。
「暑い日は壁が焼けて触れない」「台風で倒れてしまった」などのトラブルを防ぐためには、断熱性や安定性も非常に大切です。また、施工場所が限られていたり、DIYを考える人もいるため、軽量で加工がしやすい素材だと扱いやすくなります。
《屋外シャワー室に求められる壁の条件》
⚫︎ 紫外線・雨風への耐性がある
⚫︎ 適度な高さと厚みで視線を遮る
⚫︎ 断熱効果があり熱くなりにくい
⚫︎ 施工が簡単・加工がしやすい
⚫︎ 外観がナチュラルで庭に馴染む
⚫︎ 長期間使用できる耐久性
上記の条件を満たし、組み立て式の壁ができれば、災害時の仮設トイレなどに隣接して置くこともできる画期的なものになるでしょう。

よく使われる壁材とその特徴
屋外シャワー室に使われる壁材にはさまざまな種類がありますが、それぞれに一長一短です。ここでは代表的な素材(資材)のメリット・デメリットを紹介します。
《代表的な壁材とその特徴》
▶︎ 木材(ウッドフェンス)
温かみがありデザイン性良し。ただし腐食・シロアリ・メンテナンスが必要。
▶︎ アルミフェンス
軽量でサビにくいが、視線を遮りにくいデザインが多く、遮蔽性に不安あり。
▶︎ ブロック塀・コンクリ壁
重厚で安心感があるが、施工作業が重労働&費用高め。地震や台風での倒壊リスクあり。
▶︎ すだれ・布パーテーション
一時的な使用には便利だが、耐久性がなく雨風で劣化しやすい。
▶︎ 発泡スチロール塀(パイナルウォールなど)
軽量かつ高耐久。施工が簡単で補修も可。断熱性も良く、見た目もコンクリート調など多彩。
それぞれの素材にはメリットがありますが、「軽くて丈夫で扱いやすい」という条件をすべて満たすのは、実はとても限られています。

発泡スチロール素材のパイナルウォールは、屋外シャワーの目隠しや仕切りとしても最適です。軽量でありながらもデザイン性に富んでいて、安全性の配慮や施工のしやすさなどが好評です。
近年は、外構の塀や壁、目隠しの門扉や門柱の素材としても利用され、多くの施工業者様からの支持も厚く、重宝されています。他にも様々な場面で利用可能で、幅広い場所で活躍できる次世代の素材になります。
パイナルウォールのことに関するご相談やお問合せはお電話またメールにてお気軽にお問合せください。
発泡スチロール塀の性能と安全性
「発泡スチロール塀って、なんだか頼りなさそう…」
そう思った方こそ、ぜひ知ってほしいのがパイナルウォールの実力です。パイナルウォールは、見た目はコンクリートのようでも中身は驚くほど軽量です。それでいて耐久性が高く、屋外に最適な壁材として多くの現場で使われています。
ここからは、発泡スチロール塀の素材としての特性と、実際の安全性について詳しく解説していきます。
発泡スチロール塀の基本構造と素材の特徴
発泡スチロール塀とは、文字通り高密度の発泡スチロール(EPS)を芯材とした建材で、その表面に特殊コーティングやモルタル系の仕上げ材を塗布したものです。内部がスチロールのためとても軽く、持ち運びや施工が非常に簡単です。しかし、表面はしっかり硬化されているため、外観はまるでコンクリートや石材のような高級感があります。
「軽い=弱い」と思われがちですが、実際には振動吸収性や衝撃分散性に優れ、地震や強風にも耐えうる構造設計がなされています。
また、発泡スチロールは熱伝導率が低く、断熱材としても広く活用されている素材になります。夏の直射日光を浴びても、表面温度が上がりにくく、触れても「熱っ!」となりにくいのが大きな利点です。
そして、パイナルウォールのような商品は既製サイズでの出荷が可能なので、現場でのカットや加工が最小限で済み、施工期間もぐっと短縮できます。
台風や地震時の安全性は?倒れにくい理由
「軽い塀って、風で飛ばないの?」「地震で倒れるんじゃ?」
このような不安は、実はとてもよく耳にします。でも、発泡スチロール塀が倒れにくい理由には、きちんとした根拠があります。
まず、軽量であることは重さによる自重倒壊のリスクが低いということ。ブロック塀などに比べて万が一倒れても人的被害を最小限に抑えられるというメリットもあります。
さらに、アンカー固定やベースプレートによる施工方法が確立されており、地中や基礎部分でしっかりと保持する構造になっています。そのため、全国の公共施設や商業施設でも実績があり、安全性と施工性を両立した塀として選ばれる理由となっているのです。
《発泡スチロール塀が倒れにくい理由》
⚫︎ 軽量のため自重による崩落リスクが低い
⚫︎ 地震時に振動を吸収しやすい構造
⚫︎ 台風対策として強固なアンカー固定が可能
⚫︎ 風荷重に強い断面形状の製品設計
⚫︎ 倒れてもケガや物損リスクが低い
「家族やお客様が使う場所だから、安心できる壁を選びたい」そんな想いに、しっかり応えてくれるのが発泡スチロール塀です。

パイナルウォールが最適な理由
屋外シャワー室は「外にあるけど、半分プライベート空間」という特殊な位置付けです。その壁材には、視線を遮りつつ、夏でも熱くならず、安全性と見た目も両立できることが求められます。
この点で、発泡スチロール塀はまさに理想的な素材です。軽さ・断熱性・施工性・デザイン性の全てにおいて、他の素材では代替しにくい魅力があります。ここでは、屋外シャワー室にとって「なぜ発泡スチロール塀が最適なのか?」を具体的に掘り下げていきます。

プライバシー確保に優れた遮蔽性
屋外にシャワーを設置する場合、最も気になるのが視線です。
近隣住宅や通行人からの目線を遮れないと、使用者がリラックスして使うことができません。特にお子さまや女性が使用するケースでは、プライバシー性が確保されていないと大問題になってしまいます。
発泡スチロール塀(パイナルウォールなど)は、ブロック塀のように連続した面構造が作れるため、隙間が少なく、しっかりと視線を遮ることができます。
また、高さを自由に調整できる仕様も多く、完全に目線を遮る壁を作りやすいのも魅力です。「格子状のアルミフェンスでは隙間から見えてしまう…」そんな悩みも、発泡スチロール塀ならスマートに解決できます。

夏でも熱くなりにくい断熱性
夏の屋外は想像以上に過酷です。直射日光が当たる場所では、アルミや金属系の素材は表面温度が60℃を超えることもあり危険です。
「うっかり触れたら火傷しそう…」そんな不安を持つ方には、発泡スチロールの断熱性が非常に有効です。
パイナルウォールに使われている発泡スチロール(EPS)は、断熱材としても優秀で、熱の伝わりを大幅に抑えてくれるため、日中でも手で触れられる温度をキープしやすいのが特徴です。つまり、外であっても熱くならない壁が実現できるのです。
また、冷気も逃げにくいため、夏場だけでなく、冬場の寒さ対策にも効果的で、「年間を通して快適に使える」そんな屋外空間づくりにぴったりな素材です。

見た目もおしゃれに仕上がるデザイン性
「屋外シャワー室ってどうしても工事感が出るよね」
そんなイメージを持っている方も中にはいるでしょう。そんな方にこそ、発泡スチロール塀をおすすめしたい理由があります。
実はパイナルウォールは、塗装や仕上げによって石材風やコンクリート風など、あらゆるデザインに加工可能です。さらにカラーバリエーションも豊富で、周囲の外構や植栽と違和感なく調和させることができます。
ナチュラルガーデン風にしたい人にも、モダンなスタイルを求める人にも対応できる柔軟さがあり、「シャワー室が景観を壊す存在ではなく庭の一部として溶け込む」そんな空間がつくれます。
デザインの自由度が高いため、住宅や店舗、宿泊施設などでも導入事例が増えているのも納得ですね。

発泡スチロール塀の強みを比較
発泡スチロール塀のメリットはわかったけれど、「ほかの素材と何がそんなに違うの?」と思った方も多いはずです。
そこで続いては、一般的に屋外シャワー室に使われやすい4つの壁材(木材・アルミ・ブロック・発泡スチロール)を比較しながら、パイナルウォールの優位性を具体的に見ていきましょう。設置環境・目的に合った素材選びの参考にもなります!
【素材別に見る耐久性・断熱性・施工性の違い】
屋外シャワー室の壁材選びでは、「耐久性」「断熱性」「施工性」のバランスが重要です。
それぞれの素材には得意・不得意がありますが、発泡スチロール塀は3要素の平均点が高いのが特徴です。例えば木材は見た目はナチュラルでも耐久性や手入れ面で不安が残りますし、ブロック塀は丈夫ですが施工が大変です。また、アルミは軽くて扱いやすい反面、夏は熱くなりやすいです。一方で発泡スチロール塀(パイナルウォール)は、軽さ・断熱性・耐久性をバランスよく兼ね備えた素材です。
以下の表に、主な壁材の特徴をまとめました。
素材 | 耐久性 | 断熱性 | 施工性 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
木材(ウッド) | △ | ◎ | △ | 見た目は自然。腐食・メンテナンスが必要。 工具があればDIYも可能。 |
アルミフェンス | △ | × | ◎ | 軽くて扱いやすい。熱伝導が高いため 夏場は熱くなりやすい。 |
ブロック コンクリート |
◎ | △ | × | 強度・遮蔽性は高いが、施工が重労働。 費用・工期もかかる。 |
発泡スチロール (パイナルウォール) |
◎ | ◎ | ◎ | 軽量で断熱性が高く、施工も簡単。 表面仕上げ次第でデザイン自由度も高い。 |
このように比較してみると、発泡スチロール塀は万能タイプの壁材として頭一つ抜けていることが分かります。特に屋外シャワー室のように、快適性・安全性・施工性すべてが求められる場面では非常に効果的です。
「見た目もよくて使いやすい、しかも安心できる」そんな条件を満たす壁材として、発泡スチロール塀は非常に理にかなった選択肢です。

屋外シャワー室の壁材に選択肢を
屋外シャワー室を設置する際、実は最も頭を悩ませるのが「壁材選び」です。浴室の浴槽やシャワーヘッドなど、ある程度メーカーが決まっているものに対し、屋外用のシャワー室の壁材は検索してもあまり表示がありません。
また、屋外シャワーは見た目の良さだけでなく、プライバシー性、施工のしやすさ、安全性、そして快適性と、全てをバランスよく満たす素材は、意外と限られています。
そんな中で注目されているのが、「発泡スチロール塀」という新しい選択肢です。パイナルウォールは軽量ながらも強度があり、断熱性にも優れ、外構や屋外設備として非常に優れた機能性を発揮します。
このページでは、屋外シャワー室に必要な壁材の条件を整理した上で、発泡スチロール塀が他素材と比べてどれほど優れているかを詳しく比較・解説してきました。
「視線を遮れるか?」「暑くならないか?」「設置が難しくないか?」
そういった不安を、パイナルウォールならきちんと解消できます。見た目もスマートに、お庭の雰囲気に合わせやすいデザイン性も大きな魅力です。屋外に設けるシャワー室だからこそ、安全性と快適性はしっかり確保したい。そんなあなたにこそ、ぜひ知っていただきたい素材です。
あなたも、発泡スチロール塀で理想の屋外シャワー室づくりをはじめてみませんか?

発泡スチロール塀「パイナルウォール」に関する記事はこちら
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パイナルウォールに関して質問がある方は、過去にあった「よくある質問」を参考にご覧ください。注文や納期、配送などに関わることから、パイナルウォールの性質に至るまで、多くのご質問が寄せられています。
また、初めての方向けに、購入のガイドや詳細については「ご購入ガイド」をご参照ください。実際にパイナルウォールをお手元で確認したいという方には、「無料のサンプル資料請求」もご用意しておりますので、こちらもご活用ください。
その他、商品のサイズや支払い、発送などのサービスに関する連絡・お問合せにつきましては、担当スタッフが丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談くださいませ。
監修者からのメッセージ

杉森 康裕(気密測定技能者)
パイナルウォールは画期的なスタイルで塀だけでなく、目隠しや門柱をつくりあげることができ、従来の方法では実現できなかった軽量化によって、可能性を拡大!
私たちは一貫して「より良い住宅のお手伝い」をモットーに断熱材はもちろん、外構や塀に関わる商品の提案・サポートを行っています。多くの方に『松原産業のパイナルウォール』をご採用頂けるように精進していきますので是非よろしくお願い致します。
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エクステリア・外構・左官会社様、工務店様、設計事務所様
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