家選びの基準が変わるって本当?

家選びの基準が変わるって本当?

今までの家選びは「素敵な外観」「使いやすい間取りや動線」「耐震などの安全面」など、思い思いに思いおもいに選ぶ基準や優先順位があったと思います。
しかし、それだけでは「時代遅れの住宅」になってしまいます。

今回の記事では、時代遅れの住宅にならないために、家選びの基準などについて解説していきます。

省エネ住宅

【今回の記事のポイント】
✔️これからの省エネ基準について理解できる
✔️次世代の基準に合った家づくりの参考になる

《目次》
今後の住宅水準とは?
ZEH水準の住宅は意外とお得!?
お得に省エネ住宅を建てるにには期日がある?
省エネ住宅で快適生活が手に入る!

今後の住宅水準とは?

国が定めた基準によって、現在の省エネ住宅と言われている住宅は、2025年には最低ラインとなり、その後、2030年にはその最低ラインがZEH水準となります。この、わずか5年の間で基準は高くなり、従来の住宅は省エネ基準不適合とされてしまうのです。

と言うことは、今の時点で住宅基準をクリアしている家を建て他としても、数年後には省エネ対象外となると言うことです。そう考えると、「数年後に対象外にされるとわかっている家に住み続けたいと思いますか?」という問いには、首を横に振る方が多いのではないでしょうか。

どっち?

また、耐震なども含め基準が低い住宅は、もし家を手放すとなった時には資産価値がグッと下がることも予想されます。
例えば基準が低いことで国からの優遇処置を受けられなかったり、水準に合わせるための修繕や建替えのリスクも考えられます。こういったリスクやデメリットを追ってまでまでも購入したいというのであれば別ですが、できれば避けたいと思うのが一般的ではないでしょうか。

国土交通省ではエネルギー基本計画等において、2030年度以降に新築される住宅は、ZEH水準の省エネ性能が確保されていることを目指すとされ、今後、省エネ基準の段階的な水準の引き上げが予定されています

住宅

ZEH水準の住宅は意外とお得!?

先ほどお話しした通り、地震などの災害に対する備えはもちろんですが、それ以外にも大切になってくる省エネ基準。省エネ基準まで考慮して家づくりを考えると、まず第一に浮かんでくるのはお金の心配かもしれません。

しかし、現在の省エネ対策で掛かる導入コストは以前に比べ、そこまで高額にはならないとされています。また、国や自治体によって省エネ化に対する策として助成金や補助金の対象となる場合も増えてきました。それに何よりも、断熱性能の強化高効率設備の導入によって日々の光熱費が削減されると考えると、昨今のように電気・ガスなどの費用が値上がりしている中で、長い目で見た際にはトータルコストが低くなっている可能性も高いです。

省エネ住宅比較

※国土交通省より引用
 

特に断熱性能の強化については、目に見えにくい部分でもあり、実際に実感するまでも時間がかかり軽視されがちですが、断熱性能が高い住宅と低い住宅とでは、住んでいるとかなりの差が出てくるのを実感されることでしょう。

そこで、重要になってくるのが高断熱化に敵した断熱材選びです。
高断熱化は次世代の省エネ基準には欠かせないひとつになります。高断熱化を図るには、断熱素材の性能はもちろん、高気密にするために隙間なく施工する必要があります。

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お得に省エネ住宅を建てるには期日がある?

どんな家を建てるにしても、気掛かりになるのはお金のことです。
前途でもお伝えした通り、省エネ住宅を建てる際には助成金や補助金の対象になる他、住宅ローン減税や借入金利の優遇を受けられる可能性が高いです。なぜなら、それは国全体として住宅の省エネ化を推奨しているからです。

世界的に環境問題が重要視されている中で、他国と足並みを揃えるためには必要なこと。そして、他国に比べて日本の住宅事情がまだまだ世界の基準に対して足りていないと言う事実がそこにあります。

世界を見る

ただし、お得に省エネ基準の家を建てられるのは今の時期だけかもしれません。
確証はございませんが、もし今後、国が認める省エネ住宅が当たり前になったとしたら、助成金や補助は無くなるでしょう。省エネ住宅が当たり前ではない今だからこそお得に建てられると言うことです。

お金に関すること

省エネ住宅で快適生活が手に入る!

家族 快適

省エネ住宅にすることによって家の性能は上がっても、住む人によっては何がいいのか分かりにくいかもしれません。でも実は、省エネ住宅にすることで私たちも快適に暮らせるようになることを知っておきましょう。

例えば、大きなところでいくと、上記でも述べてきたように光熱費の負担が軽減され、家計の見直しができます。毎月かかるランニングコストが低下することは私たちにとっても大きなメリットになるのではないでしょうか。
また、光熱費が抑えられるということは、その分、冷暖房機器を使用する頻度も少なくなっているということに繋がり、自然と「冬は温かく・夏は涼しい家」が実現できていることになります。

光熱費軽減

また、部屋の温度が一定に保たれていることで、結露なども起きにくく結露から生じるカビの発生抑制にもなります。窓の結露掃除をする機会も減り、家事の負担も軽減されることに繋がります。

そして、家中の温度が保てることは、高齢者の死亡率トップ3に入るとも言われている心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすヒートショック現象を回避できることにもつながるのです。

快適お風呂上がり

他にも、睡眠の質が向上したり、お子様の病気やアレルギーの発生を抑えたりと、住宅を省エネ化することで得られるメリットがたくさんあります。また、ZEH基準に相応するシステムの太陽光発電では、電気を蓄電・売電できることで電気代の大きな節約にもなりますし、もし、災害が起って停電になってしまった際にも自分たちの家でつくられた電気によって、電気を使用できるという画期的なシステムが構築されます。

家選びの基準〜まとめ〜

快適住宅

今までお伝えしてきた通り、これから建てる家は現状の住宅基準で選んでいては時代遅れになってしまうと言うことをご理解いただけましたでしょうか。この先の未来のこと、将来のことを考えた上で、本日紹介したような国としての動きや対策を知っておくことも大切です。
後悔のない家づくりをするためには、こういった知識も身に付けておくことをお勧めいたします。

今回、ご紹介したような内容は国土交通省のHPや、行政・各自治体にてお知らせや解説をしている場合も多いので、気になる方はぜひ、参考にしてみてください。

そして、忘れてはいけないのが、省エネ住宅には必要不可欠な優良断熱材です。
断熱材.jpで取り扱っている断熱材は、極寒の地でも約40年間と断熱機能の低下が見られなかった実績を持っている長期安定型の断熱材です。また、ボード状になっているため施工もしやすく、弊社ではプレカットして納品することも可能!
これにより、工期短縮や業務効率の向上にも繋がり、現場の職人さんたちからも大変好評いただいております。

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