木質パネルの特徴〜木造枠組壁工法〜

木質パネルの特徴〜木造枠組壁工法〜

木質パネルとは、木造枠組工法のひとつである木質パネル工法に用いる木質材料です。
今回の記事では、その木質パネルの特徴ツーバイフォー工法のパネルとの違いiZA Panelという商品の魅力などをまとめていきます。

iZAパネル

【今回の記事のポイント】
✔️木質パネルの特徴や性能がわかる
✔️木質パネルの注意点や選び方がわかる

《目次》
木質パネルの基礎知識と違いについて
木質パネルを使うときの注意点とは?
木質パネルの上手な選び方を解説!
次世代省エネパネルで家を建てよう
木質パネルで家を建てるならiZA Panel

木質パネルの基礎知識と違いについて

木質パネルとは何か

本来、木造住宅を建てるときの工法は、木造軸組工法と木造枠組壁工法の2種類に分類できます。
木造軸組工法は、日本の伝統的な工法であり、柱や梁を組み合わせて建物の全体の骨組みを作り上げていき、梁や柱で家を支えます。昔から現在に至るまでの日本の住宅では主流となっている工法と言えるでしょう。
一方で木造枠組壁工法は、面材を組み立てて壁・屋根・床などを形成していく工法で、木造軸組工法とは異なり、面で家を支えるようなスタイルになります。木造枠組壁工法には、一般的によく知られているツーバイフォー工法の他に木質パネル工法があり、木質パネル工法に使われる面材というのが木質パネルです。

木質パネル

木質パネルは、工場で寸法などを測り生産されるものがほとんどで、現場まで運ばれてきた際には、そのパネルを順序に組み立てれば家が完成します。そのため、作業を担当する職人の負担を大幅に軽減できるだけではなく、工期も短縮できることが魅力です。

木質パネル

また、木質パネルを用いた工法ならば、誰が作業をしても一定の品質を保つこと可能になります。本来であれば、職人の熟練の技や技術を駆使して家を建てるところを、プラモデルのように組み立てていくことで施工も容易に行えるということになります。
性能について言うならば、木質パネルは板材ではなく面材なので組み立てたときに隙間が生じにくく、建物の気密性を高めることができます。加えて、高性能な断熱材を入れておけば優れた断熱性も発揮するでしょう。

iZAパネル

ツーバイフォー工法で使うパネルとの違い

ツーバイフォー工法のパネルと木質パネル工法の木質パネルは、まず接合方法に違いがあります
ツーバイフォー工法の場合、壁・床・天井などを構成するパネルを接合するときに用いるのは釘やネジです。日本では、地震のリスクがあるので一般的に接合力の強いネジでパネルを接合します。

耐震工事
それに対して、木質パネル工法のパネルを接合するときに用いるのは接着剤です。
接着剤で接合した木質パネルは密着度も高まり、ズレにくくなります。
ツーバイフォー

また、パネルに断熱材・下地材・電気配線などを加えるかどうかという点も違いの一つです。
ツーバイフォー工法ではパネルと断熱材・下地材・電気配線は別なので後から最適なものを加えなければなりません。
一方で木質パネルの方は、工場で生産する段階で断熱材・下地材・電気配線などを加えておくことがあります。木質パネルに、最初から断熱材・下地材・電気配線を加えておくことで、現場における作業の手間と時間を省くことができ作業効率は向上します。また、工場で作業をしておくことで、担当をする職人の技量に関わらず建物の品質を一定に保つこともできるでしょう

iZAパネル

木質パネルを使うときの注意点とは?

木質パネルを使うときに、注意しなければならないのが水分です。断熱材を加えている場合、雨や結露などで断熱材が濡れてしまうと断熱性能を十分に発揮できなくなります。その上、断熱材の種類によっては一度濡れてしまうと乾燥しにくいことも多く、濡れた後に乾かしたとしても、不完全な状態の乾燥で湿気が内部に残っている可能性もあります。
完全に乾燥しきれていない断熱材と木質パネルをそのまま設置すると、高温多湿の状態となり壁や天井にカビが生えたり、パネルを構成する木材が腐食したりするケースもあります。木質パネルを使うのであれば、搬入・組立をするときの天候がどうなるのかをよく確認したほうが良いです。

木質パネル

その点、EPS材を基本としたiZAパネルであれば、素材の特性として耐水性も兼ね備えているので、多少の湿気や水分を吸収することなく扱えます。
EPS材についての記事はこちら➡️【よく聞くEPS断熱材って?】

iZAパネル

そして、水だけでなく火にも注意が必要です。断熱材はそれぞfれの特徴や性質によって、不燃性の高い素材もありますが、燃えにくいだけでそうでない素材があるのも事実です。そのことを理解せず、木質パネルのそばに火を近づけすぎると、現場で火事になる恐れもあるので、火を扱う際には周囲に十分注意しながら使用しましょう。

また、木質パネルを現場に入れるときには、一般的にクレーン車を使うケースが多いため、現場周辺の道路が狭い・変形地で工事をするといった場合には、木質パネルを使用する以外の工法で家を建てるという選択をしなければならないこともあります。

現場 クレーン

他にも、注意点としては、間取りの自由度が低くなるということが挙げられます。冒頭でもお話しした通り、一般的な木造軸組構法の場合は梁や柱で家全体を支え、間取りに合わせて組み立てていくので、間取りの自由度が高いとされています。一方のツーバイフォー工法などの場合は、規格化された木質パネルを使うため、壁の配置などに制約があるケースも少なくありません。理想とする家の間取りや設備があるのであれば、事前に木質パネル工法で実現可能なのかを、設計・建築会社に確認しておくことをおすすめします。

間取り 設計

木質パネルの上手な選び方を解説!

木質パネル工法で家を建てるときには、使う木質パネルを何にするのかが重要な問題となります。商品を選ぶポイントはいろいろとありますが、まずは形や厚みを調整できるのかを見てみましょう。どれほど優れた性能を持った木質パネルであろうとも、パネルの形や厚みを調整できないと施工が難しくなります。この点については、断熱材の専門店『断熱材.jp』のサイトに掲載されている次世代省エネパネル「iZA Panel」の施工事例が参考になります。

施行事例

施工事例では、断熱のために「iZA Panel」を購入した工務店の話が掲載されています。施工事例に掲載されているのは、設置場所にあわせてミリ単位のプレカットを施した「iZA Panel」の写真です。施工風景を工事の流れに従って見ていくと、天井の梁・吊木・野縁受けにあわせて形を調整されたiZA-Panelが、寸分の狂いもなくはまっていく様子を確認できます。
さらに、床や壁にも同様にサイズを調整された「iZA Panel」がはまっている写真が掲載されており、職人が現場でサイズ調整をせずに済ことがよくわかります。

施工風景

木質パネルを選ぶのであれば、断熱材の寿命というのもポイントです。一般的に断熱材は、数十年の月日をかけて経年劣化していきます。素材の特徴によってその度合いは異なりますが、経年劣化をしてしまうと、設置直後と比べて断熱性が著しく低下してしまいます。そうなった場合には、リフォームやリノベーションによって木質パネルを交換するため、大掛かりな工事をしなければいけないでしょう。それを踏まえて、長寿命な断熱材を採用している木質パネルを選べば、数十年後も家の断熱性は高い状態を維持できるでしょう。

断熱材の中でも、パイナルフォームiZAパネルといったボード状のEPS材は優良断熱材としても評価され極寒の地でも約40年間と断熱性能が落ちないといった実績もございます。発泡スチロールと同様の特性を持ち合わせているため、耐久性・耐水性・衝撃性にも優れ腐食しにくい素材として定評があります。そのため、環境問題などの配慮から、今後標準仕様となりつつあるZEHHEAT20といった規格にも対応可能な高性能断熱材としても認められています。

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次世代省エネパネルで家を建てよう

1968年よりEPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)製品の販売を始めた松原産業株式会社が、次世代省エネパネルとして世に送り出したのが「iZA Panel(イーザパネル)」です。
「iZA Panel」の魅力は主に3つあり、ひとつめは長寿命のEPS断熱材「パイナルフォーム」を基本使用していることが挙げられます。一般的に発泡プラスチック系断熱材は、気泡の中にある発泡ガスによって断熱性能を発揮することがあります。そうしたタイプの断熱材は、月日が経ち発泡ガスが減少すると断熱性能も薄れてしまうものです。その点、「パイナルフォーム」発泡させたビーズの気泡の中に空気を閉じ込めることで月日が経っても断熱性能が薄れにくくなっています

パイナルフォーム

試験では、100年以上安定した熱伝導率を維持できることがわかっており、厳しい環境にさらされる南極では40年も断熱性能が劣化していないことを確認できています。長期にわたって優れた断熱性能を発揮できる断熱材を用いた「iZA Panel」を、屋根や壁の材料に使えば長く家を夏の暑さや冬の寒さから守ることができるでしょう。

iZAパネル

ふたつめの魅力は、断熱材・野地板・垂木施工も同時に進められる構造用パネルであることです。ひとつひとつの作業を順番に進めていくと、相応の時間と人件費が必要となります。その点、「iZA Panel」であれば、すべてを同時にできるので作業の手間を省けますし工期も短縮にもつながります。結果として、工賃や人件費を抑えられる場合があります。

施工風景

みっつめの魅力は、自由設計に対応していることです。サイズ及びプレカットなど、パイナルフォーム断熱材は工事の内容に応じて、指定サイズオーダーができます。サイズを調整して隙間なく断熱材を敷き詰めることができれば期待通りの断熱性能を発揮するでしょう。
また、施工場所に最適なサイズの断熱材に変更できたら、トラブルは起きにくくなり長期にわたって高い断熱性能を維持できます。

以上の魅力から、「iZA Panel」が木質パネル工法の材料として最適であることはご理解いただけたでしょうか。「iZA Panel」は、弊社が運営する『断熱材.jp』で注文が可能です。
また、『断熱材.jp』では、運送中の破損、サイズ間違い、購入者が誤って破損させた、と言うトラブルに対しても安心いただける保証サポートを用意しております。サポートには条件や上限額が設定されていますが、備えがあるということで安心して採用いただけるとお客様や業者様からも好評の声も多くいただいております。

木質パネルで家を建てるならiZA Panel

今までの解説をまとめると、木質パネル工法は工場で生産した木質パネルを組み立て家をつくる工法となります。注意する点もそれぞれのありますが、現場での作業が簡単で、気密性に優れていることが大きなメリットと言えるでしょう。
今回ご紹介したiZAパネルに追加で断熱材を加えて施工すれば、より高い断熱性をもたせることも可能です。次世代省エネパネルの「iZA Panel」は、長寿命の断熱材を採用しており、長期にわたって断熱性を発揮できる商品です。

もし、これから木質パネル工法での新築や断熱材リフォームなどをご検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お手元でパイナルフォームやiZAパネルをご覧になって実感してみてください。これからの住宅や工事にはとてもおすすめです。

コラム監修者からのメッセージ

監修者
杉森 康裕(気密測定技能者)
断熱材は建物の性能の「柱」となる重要なポジションを担っています。私たちは一貫して「より良い住宅のお手伝い」をモットーに断熱はもちろん、気密や工法に関わる商品の提案・サポートを行っています。多くの方に『松原産業のパイナルフォーム』をご採用頂けるように精進していきますので是非よろしくお願い致します。

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