発泡スチロール塀をご紹介
発泡スチロールは、断熱材や梱包材としてよく使われる素材ですが、塀を作るのにも使えることをご存知でしょうか？塀によって家のプライベートな空間をつくることができます。今回は、新しい塀の選択肢発泡スチロール塀のメリットや特徴について簡単にご紹介します。
【今回の記事のポイント】
✔️発泡スチロールの塀の特徴がわかる
✔️発泡スチロールの塀のメリットがわかる
初稿：2023/2/14
《目次》
発泡スチロール塀とは？
言葉の通り発泡スチロールで施工する塀になります。断熱材や梱包材としてよく使用される発泡スチロールは優れた耐久性から南極基地など厳しい環境でも採用され、高い信頼を得ています。
家づくりにおいて塀やフェンスは設置が必須になってきます。その理由は目隠しをすることにより家と外の境界を作り外からの視線を制限しプライベート空間を提供できます。発泡スチロールを使用することで形状や土地の形や道路に合わせて自由度が高い造形やデザインをコーディネートすることが可能です！
発泡スチロールは耐久性があり、柔軟性に富んでいます。この特徴により従来のブロックや木製の塀と比較してデザインの自由に実現することが可能です。diy も可能で作り方も調べると情報があるのでぜひご確認いただきたいと思います！
発泡スチロール塀のメリット
メリット①：安全性
発泡スチロール塀はブロック塀や石造りの塀に比べて自重が軽量なため突然の風圧や地震など耐震強度にも耐えれることかの自然災害に対しても強い丈夫な塀です。発泡スチロール塀は軽いため倒れにくいですが、もし倒れた場合でもブロック塀等に比べて危険性は抑えられます。また素材である発泡スチロールは自己消化性を持ち、国土交通省の防火構造30分認定を受けている素材です。これらのことから発泡スチロール塀は安全といえます。
メリット②：耐久性
従来の木製や金属製の塀ではシロアリに食べられて腐ったり、雨にさらされて錆びたり、強風に負けてゆがんだりしたりすることがあります。それに対して発泡スチロール塀は害虫を寄せ付けない特殊な発泡スチロールEPS材から作られているためシロアリに攻撃されることはありません。
また、発泡スチロールは湿気の影響を受けません。湿度が高いエリアや雨が多いエリアにもってこいの選択肢となります。
さらに、発泡スチロールは軽量でありながら丈夫で強度があるため、強風などの厳しい気象条件にも破損することなく耐えることができるため安心です。
メリット③：コストパフォーマンス
発泡スチロール塀は重量が軽いため搬入や移動で生じる輸送の際の費用を削減することが可能です。またコンクリートの塀など重量が多い塀と比べて基礎の工事が不要です。そのため作業の工程を減らすことができるため工賃を減らすことができます。
現場で加工することがないこともコストパフォーマンスを高める一つの要因です。加工後に出荷するため現場でカット等の工程を減らすことができます。またカットする必要がないので端材の量も抑えることができます。カットする際に発生する片付けや端材を廃棄するコストも減らすことができます。
これらによる全体的なエネルギーの削減や作業行程のカットによってコストパフォーマンスを削減することが可能です！
メリット④：工期短縮が可能
発泡スチロール塀を使用することによって工期の短縮が可能です。発泡スチロール塀はブロックや石造りの塀に比べてとても軽量で取り扱いが容易です。そのため作業そのものを短期で終了することができます。また発泡スチロール塀は軽いので基礎の工事なども不要で工数を削減することができます。さらに材料は工場で加工してから出荷するため現場で加工する手間や、産業廃棄物を処理する手間も減らすことが可能です。そのため工務店様やエクステリア会社様におすすめです。
発泡スチロール塀を他の種類の塀と比較
ブロック塀
ブロック塀は一定のサイズのコンクリートブロックを積み上げていくため施工方法は比較的シンプルで容易です。しかし地震や台風の自然災害で倒壊の恐れがあります。もし倒壊してしまった場合近くを歩いていた人の上に落ちてしまったりする可能性が考えられます。そのような危険やリスクが隠れているため施工する際には建築基準法によって高さなどの仕様が細かく決められています。そのため施工する方法は容易である反面安全面には不安が残ります。
それに対して発泡スチロール塀は自重が軽量で柔軟性があるため地震や強風などの自然災害に対しても強いです。万が一倒れて人が下敷きになってしまった場合でもリスクを最小限に抑えることができます。発泡スチロール塀を使用することで事前に危険に対して対策しましょう！
木製の塀
木製の塀はその手頃な価格と汎用性から、これまで塀やフェンスの選択肢の一つとなってきました。しかし耐久性の面では不安が残ります。木材は雨にさらされたり時間の経過による劣化で腐ったり反ったりすることがあります。またシロアリの被害を受けやすいといった特徴があります。
一方で、発泡スチロール塀は、水を吸収せず、害虫を寄せ付けない特殊な発泡スチロールEPS材から作られているため、耐久性に優れた塀といえます。
パイナルウォールについて
パイナルウォールは発泡スチロール製塀の商品です。ブロックや木製の塀とは異なり軽量で安全性やデザイン性に特徴がある製品です。仕上げ材を最後に施工する必要がありますが、豊富な仕上げ材の中から選ぶことで自由なオリジナルのデザインで理想の塀を実現できます。短期での作業や素材自体のコストが低いこともあり全体のコストを削減することができます。断熱材でも使用している特殊な発泡スチロールを使用しているため耐久性にも優れています。
発泡スチロール塀のまとめ
発泡スチロール塀の特徴やメリットについてお分かりいただけましたでしょうか？発泡スチロール塀を選択することによって耐久性、安全面やコストに優れていることを説明してきましたが、これから塀の施工をお考え中の方は発泡スチロールの塀が選択肢の一つとなれば幸いです。
発泡スチロールの塀を検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
監修者からのメッセージ
杉森 康裕（気密測定技能者）
パイナルウォールは画期的なスタイルで外構や塀をつくりあげることができ、従来のコンクリートなどでは実現できなかった軽量化によって、可能性を拡大！
私たちは一貫して「より良い住宅のお手伝い」をモットーに断熱材はもちろん、外構や塀に関わる商品の提案・サポートを行っています。多くの方に『松原産業のパイナルウォール』をご採用頂けるように精進していきますので是非よろしくお願い致します。
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